「仕事楽しくないわ!そんなの当たり前かも知らんけどつまらん!」

仕事をしていると一度は「この仕事楽しくない」と思う瞬間がないでしょうか?

今回は、仕事を楽しくないと感じている50人に「職りんく」独自にアンケートを行い、下記の2点についてまとめした。

  • 仕事が楽しくなくなる瞬間あるある
  • 楽しくなくなっている仕事とどう向き合うか?

自分の状況に近いケースも参考にしながら、楽しくない仕事との向き合い方について考える機会になれば幸いです。

【目次】楽しくない仕事あるあると向きたい方(表示



仕事が楽しくなる瞬間あるある10選

ここでは、仕事が楽しくなくなる瞬間について「職りんく」独自にクラウドワークスで50人の在職者にアンケートを行った結果から、仕事が楽しくなくなる10のあるあるを紹介します。

【1】同じ仕事の繰り返しに飽きる

人は同じようなことが続くと、次第にその状況に慣れてしまい「飽き」を感じるようになります。仕事であっても、毎日のように同じような業務や同じ環境で仕事を続けていると、変化が欲しくなってしまうのです。

特に変化が少ない仕事である「製造業のラインマン」「倉庫作業」「経理・事務」などの職種では、毎日のルーチン業務に楽しさを見出せなくなる人が多いようです。

同じ仕事に飽きて楽しくない人の事例

・とにかく毎日同じ仕事をやるだけのお仕事でした。立ち仕事で腰が悪くなりましたし、何より狭い人間関係で噂話ばかりしていたおばちゃん達がいて楽しく仕事できるとは到底思えませんでした。(26歳 女性 工場のライン作業)

・ずっと同じ作業の繰り返し。荷物を積んで検品してまた運んで…。それがとても辛くなってきて、仕事が楽しくないと思うようになった。(51歳 女性 倉庫作業)

・毎月同じ処理を10年以上やってます。手書きの帳簿付けなどひたすら計算と書類作成。いい加減に飽きました。(48歳 男性 経理事務)

・スタッフには大方のスケジュールが渡されます。それらをクリアしていくだけの毎日は退屈な上に疲れます。残業で帰りが遅れて趣味の時間を失うととても不快になります。(30歳 男性 介護職)

【2】やりたい仕事ではなく自分に合わない

せっかく希望して選んだ職業であっても、自分に合わない仕事であれば楽しくもありません。

  • 好きではなかった分野・ジャンルへの就職
  • 仕事内容が自分の能力にそぐわない

仕事を選ぶ段階では、仕事理解も進んでいたいため「こんなはずじゃなかった」という仕事に就くこともあるでしょう。また、入社後の配属で自分が好きではない部署に配属されることもあります。

仕事が自分に合わずに楽しくなくなった事例

・結婚前は旅行関係の仕事をしており、自分の興味のある業種だけに仕事が楽しかったです。しかし、製造業には全く興味が持てなかったため楽しくなかったです。(34歳 女性 営業事務)

・コンシューマーゲームが大好きで仕事を始めたのに、いざ仕事を始めてみると大嫌いなソーシャルゲームのデバッグを担当させられた。(28歳 女性 ゲーム開発)

・いつも机に向かってよく分からない部品の話をしていると「なんのために働いているのだろう…」という気持ちになります。本当は人と話す仕事がしたかったのに。(24歳 女性 製造業事務職)

【3】人間関係が悪い

退職理由で常に上位に入る「人間関係のトラブル」。業界や業種が自分にマッチしていても、職場の人間関係が悪いと仕事が楽しくなくなります。
人間関係の問題は自分だけで解決することが困難なため、ストレスも溜まっていくという厄介な職場問題です。

人間関係が悪くて仕事が楽しめない事例

・年齢は上だが、口しか動かさない「仕事できない系」の見本のような人がいて、迷惑がられていることを本人が自覚できないのがなお腹立たしい。(47歳 男性 公共施設管理)

・管理栄養士として「栄養指導」のみの契約業務であり、それ以外の仕事は契約には入っていません。それなのに、上司は自分が無能でできない仕事を押し付けてこようとします。(30歳 女性 管理栄養士)

・お局様の干渉が過剰です。何の検査をやるにしても自分のやり方を押し通してくる。マイルールから少しでもそれると騒ぎ始める。(23歳 女性 医療従事者)

・看護師さんも事務の人も女性がほとんどでしたので、女性特有のギクシャク感がたまりませんでした。先輩はただ怖いだけ。優しく仕事を教えてくれる感じも無く、失敗したら怒鳴られる…。毎日がため息でした。(33歳 女性 医療事務)

【4】仕事にやりがいを感じない(誰にでもできる仕事など)

仕事に対するやりがいの基準は人それぞれです。

  • 人の役に立ちたい
  • 自分じゃなければやれない仕事
  • 自分の成長を実感したい
  • 成果が給与に反映される
  • 自分の能力が存分に活かされる

などなど、自分の仕事への価値が満たされないと自己効力感も下がり、仕事はやりがいのない楽しく無いものになってしまいます。とくに、誰でもできるような仕事で「自分である必要がない」と感じてしまうと、仕事への意味すら見失う事態になりかねません。

仕事にやりがいがなくて面白く無い事例

・一日8時間労働ですが、業務が一つでどんどん覚え、スキルアップしていく仕事ではなかったので、やりがいがなく時間が経つのが遅いからです。(35歳 女性 倉庫作業)

・成果を上げる仕事ではなく与えられた業務を正確に行うことが重要な為、完成した際は誰がやっても同じ結果になる過程は評価に値しない為、自分がやる意味を考えてしまうと非常に虚しくなる。(32歳 男性 経理)

・覚えれば誰でも出来る仕事。ただし作業量が多いので神経を使います。でも違う仕事をしてる人から「ラクそうでいいよね。」と言われます。(36歳 女性 web系)

・営業として周り、お客様から新規の仕事を貰えそうになり、上司に報告、相談をしたら、新規の仕事はいらない、これ以上仕事を増やしてくれるなと言われた。(39歳 男性 運輸業営業)

【5】パワハラやモラハラが横行している

人間関係のトラブルに近いですが、ハラスメントが横行しているような職場環境では落ち着いて業務もできず、仕事が楽しくなくなってしまいます。

ハラスメントで仕事が楽しくない事例

・職場内での立場が弱い事があり思うように事が進められない。自分が良いと思ってやった仕事に対して理由もなしに怒られることがある。(25歳 男性 医療系)

・店長の嫌がらせが酷かったです。私の売り上げが良くても自分が一番でないと嫌な人だったので、私とお客様の間に割って入ったり、嫌がらせをお客様の目の前でされた。(47歳 女性 販売員)

・仕事で失敗をするとその場でとにかく怒鳴られる。また、思い出したように過去の失敗をネチっこく言ってくる最悪の上司との仕事は辛かったです。(22歳 男性 営業職)

【6】仕事の自由度が低すぎる

仕事に慣れてくると、ほとんどの人が、業務の改善や効率化、サービスの質の向上など、自分なりにさらによりよく働く方法を頭に思い浮かべるようになります。
しかし、改善提案や新しいサービスの提案などが、会社の方針や古くからのルールでいつも拒否されていては、仕事へのやる気など湧くはずもありません。

仕事の自由度が低くて仕事が楽しくない事例

・窓口のお客さま対応で、お客さまのことを第一に考えて「こうしたい」とか「こういう手続きをしてあげたい」と思っても、銀行の決まりや法律でできないことが多く、上司も昔ながらの考えの人が多いので、「前例がないからダメ」と言われるなど、縛りが多かったです。(30歳 女性 銀行)

・アパレル店員経験は以前にもありましたが、会社毎に決まりがこんなにも変わるものかと不満に感じました。接客のタイミングや商品の勧めかたなど自分で率先して動くことができず、ロボットのように感じていました。(40歳 女性 アパレル職)

【7】仕事のノルマがきつい

仕事にはどうしても「目標(ノルマ)」が設定されます。達成可能なノルマならばいいですが、とても達成できないようなノルマを設定されていては、絶望的な気分になるでしょう。

また、ノルマを達成するために無理な契約を結んだり、自分の友人・知人に頭を下げるなどという事態になったら、仕事を楽しむことなどできるはずもありません。

ノルマが厳しくて仕事が楽しめない事例

・金融商品(カードローン、定期預金)の販売・推進のため、個人宅を飛び込みで営業していた。しかし、ノルマがきつく、必要でない金融商品を「お願い」して購入してもらっていた。(24歳 男性 金融機関営業職)

・ノルマの設定がキツかったです。電話してサービス変更を提案する仕事でしたが、いらないという人にも何度も勧めなければならない。(47歳 女性 コールセンター)

【8】仕事がなくて暇な時間が多い

仕事がなくて暇という状況の人もいます。仕事が少なくても給料が貰えるのは羨ましいと思うかもしれませんが、やることが無い状況が続くと仕事へのモチベーションが保ちにくくなります。

仕事がなくて暇で仕事が楽しくない人の事例

・電気工事会社の一般事務でしたが、仕事が暇すぎるくらいほとんどなかった。伝票整理などが主な仕事でしたが、普段は現場の人達が出張でほぼいなかったので、伝票など回ってこなくてすることがなくて暇でした。(37歳 女性 事務職)

・季節によっては製造量が少なく酷い時は1ヶ月に4回しか製造がなく、製造以外の時は掃除ばかりでやりがいも何もなかったので楽しくありませんでした。(36歳 女性 食品製造業)

・交通誘導員でしたが、場所によっては暇すぎました。山の中での仕事があって、その時は車もほぼ来ず、精神、体力の両面で疲れ切りました。(21歳 男性 交通誘導員)

【9】労働時間が長過ぎる

「働き方改革」だ「ワークライフバランス」だと言っても、なかなか現場レベルではしっかりと残業管理がされているとは言い難いのが実情。
残業が当たり前の風土の会社に所属していたり、帰宅直前に仕事を振られようものなら、仕事を楽しむ気持ちなど消え去ってしまうでしょう。

労働時間が長いために仕事を楽しむ余裕がない事例

・拘束時間が長く、朝の4時から夜の19時までの勤務が毎日だった。弁当を作るのは楽しかったけど心と体が壊れていった。(40歳 男性 弁当製造・販売)

・時間外での対応と仕事量の増加し、パート内での仕事以上の業務の量と内容で、楽しんで仕事をすることが出来なくなりました。(42歳 女性 看護師)

【10】担当外の仕事ばかりさせられる

会社に入社するときには、自分の役割についてある程度明確にされますが、実際に業務を行っていると担当外の仕事も依頼されます。
助け合いは必要ですが、自分のメインの業務を超えるほどの担当外の仕事を任されるようでは、自分の役割を見失い、仕事を楽しむこともできなくなってしまいます。

仕事を振られすぎて仕事が楽しめない事例

・製品開発がメインの業務だったはずなのに、クレーム処理や製造との調整業務、また時間外での書類作成の仕事など何でも屋状態になっていた。(31歳 男性 製造業)

・デザインなどを中心にゆくゆくはリモートワークという話で入社したが、入社から2年未だ通勤をしており、デザインより倉庫業務など会社にいないと出来ない仕事ばかり任されている。倉庫業務をやっているときは「何故こんなことをしているのだろう?楽しくない…」と思ってしまう。(26歳 女性 事務職)

楽しくない仕事を乗り切るための対処法

ここからは、「仕事が楽しくない」と感じる50人へのアンケート結果から、楽しくない仕事に対して行っている対処のうち、上位7種類を紹介します。

【1】割り切って仕事をして楽しくない仕事に耐える

アンケートの回答結果でも最も多かった対処法は「割り切って仕事をする」でした。実際に、仕事を行っている多くの人が選択しているのではないでしょうか?

「生活するためには働くことが必要だし、この仕事を辞めたら他に仕事があるかわからない」といった考えを持つことは普通のことです。
ただ、割り切り続けていては、自分がこの仕事をやる意味を見失うことにもなり兼ねません。どこかで一度、自分のキャリアを見直す機会を持つことも忘れないようにしましょう。

割り切ることで仕事を乗り切っている事例

・自我を無くして無駄な考えを巡らせない事。一定の事をこなして時間内会社にいるそれだけを考えて仕事をしています。(32歳 男性 製造業経理)

・楽しくなくても勤務時間や給料の条件が良ければ生活のため、と割り切り頑張り続けます。(31歳 女性 アパレル)

・対策というかひたすら我慢していました。頭の中でひたすら今日は仕事終わったら何食べようとか全く仕事に関係ないことを考えて終業時間を待っていました。(36歳 女性 食品製造業)

【2】仕事の中で自分なりの満足目標を設定する

仕事が楽しくないと感じるのは、自分が仕事に対して求めるものと現実とのズレが原因となっています。仕事上でのちょっとした出来事は、あくまで表面上の事柄でしかありません。
自分が仕事を行う上で満足できる・やりがいを満たせるような事を考えてみましょう。仕事を楽しくないと感じたのは、自分の価値観を見直す絶好の機会にもなり得るのです。

仕事に自分なりの満足・達成感を考えた事例

・自分ができる範囲で、お客さま第一を心掛けました。少しでもお役に立てて「ありがとう」をもらえることをモチベーションにしました。(30歳 女性 銀行事務)

・その仕事で、自分の中で目標を見つけて進めていくと達成感が少し味わえるようになります。(26歳 女性 事務職)

【3】自らのスキルアップに取り組む

人は自己の成長を実感できると、自信にもつながり、新たな可能性を見出す機会を生み出すことにもなります。
楽しくない仕事の中にも学んでスキルアップできることもあります。まずは、その環境下でも自己成長ができることが無いかを探ってみましょう。

スキルアップを目指し業務の幅を広げた事例

事務仕事は早々に終わらせ、権限の許す限り、営業や新商品の企画等別の角度で考える仕事をするようにして頭と心を動かすようにしています。結果として、視野が広がり、新規お客さんの開拓につながっています。(48歳 男性 経理事務)

【4】気分転換やプライベートの充実を図る

仕事を楽しく感じないときは、気分もマイナス方向に振れている場合がほとんどです。職場での悪い流れを断ち切るために一旦休憩を挟むなどして気分転換を図ってみましょう。

日々の積み重ねで楽しさを感じない場合は、やはりワークライフバランスが重要となるため、プライベートでの楽しみを充実させることも有効です。
仕事で変化をつけることが難しいときには、プライベートで好転的な変化を生むような行動を起こしてみましょう。

【5】その仕事の意味を見つめ直す

仕事が楽しくないと感じたからといって、すぐに改善しようと焦る必要はありません。一度仕事に対してマイナスの評価を持ってしまうと、その仕事全体を否定したくなる気持ちにもなります。

そんなときは、自分がなぜその仕事を選んだか? なぜここまで続けてこれているのか? を考えてみましょう。当初の目標を見失っていたり、仕事に対して違う考え方が実は芽吹いているのかもしれません。
一度立ち止まって、今の仕事と向き合う時間を作ってみましょう。

【6】転職・退職を考えながら仕事をする

自分が今の仕事を楽しめない原因は、あなたの力だけではどうすることもできないかもしれません。人間関係であったり、業界自体が衰退していて会社の浮上が難しかったり、いろいろな要因があるでしょう。
自らが会社とうまく折り合うための対策がどうしても思いつかなければ、転職や退職を考えるのも対処法のひとつです。

ただ、転職や退職をするならば「次のこと」を考えるために、「今、ここ」の問題と向き合う必要があります。日々の仕事の中で、どういったことが受け入れられず、変えられないのかを明確にしながら、転職・退職を考えましょう。

まとめ

仕事をするときは、どういった環境下であれ「楽しさ」を忘れてしまうような瞬間が訪れることになります。自分が選んでどんなに満足していた仕事であっても、ちょっとした気持ちや環境の変化で楽しくなくなる時がきます。

それは、自分の働き方はもちろん、もっと根本的な自己概念を再確認するためのチャンスかもしれません。「今、ここ」で起きている感情について、ちょっと考えてみませんか?