会社で長い間仕事を行なっていると、ふと「仕事に飽きがくる」ことがありませんか?

一時的ならばいいですが、業務への飽きが持続するようでは、会社を辞めて転職したいという気持ちも出てくるでしょう。

仕事に飽きることは決して悪いことではなく、これから成長すべき”サイン”とも受け取れます。まずは、仕事に飽きている原因を振り返りつつ、成長のための糧として利用してしまいましょう。

【目次】仕事に飽きる原因と対策(表示

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仕事に飽きがくる5つの原因

仕事に対して飽きがでてくるのは仕方のないこと。ただ、その理由を知っておかないと人生の多くの時間を占める仕事がつまらないものとなります。飽きる原因を知り、対処を行なう必要があります。

『職りんく』独自に、仕事に飽きがくる5つの原因に関して、職場で働く人々に自分に当てはまるものを選んでいただきました。その結果は以下の通りです。(有効回答数は93人となります)

それでは、仕事に飽きがくる要因について詳細を説明していきます。

【1】繰り返しに飽きる心理現象

仕事に飽きる最大の原因は、私達が持っている「繰り返しに飽きる」という基本的な心理現象の一つ。同じことを繰り返し続けると緊張感がなくなり飽きてしまいます。

いい一例がいわゆる「流行」。最初はファッションなどの流行には誰でも飛びつきます。しかし、関わる人数が徐々に増えてきたり、自分自信も長い間触れていると刺激を感じなくなり飽きてしまうのです。

これは人間の心理現象の構造上、誰にでも起こること。新入社員として働きだした時よりも、3年目など経験を積むにつれて仕事が退屈になるのは正常です。今の会社を辞めずに何十年も仕事を続けるには、仕事に飽きないような工夫が必要となります。

【2】他の仕事に魅力を感じるため

同じような仕事をしている友達や知り合いから職場の話を聞くと、とても魅力的に感じてしまうことがありませんか?。

隣の芝生が青く見えるのと同じで、似たような仕事でも環境の違う他の人の職場のほうが良く見えてしまうのです。そうなると自分の仕事が急に陳腐に見えてやる気がなくなり、仕事に飽きてしまいます。

情熱を持てない仕事には興味もなくなってしまいます。仕事も恋愛などと同様に、他と比較すると不満点が浮き彫りにされてしまうもの。

自分の職場の良い点をもっと意識して、周囲と比較しない心がけが大切です。他の仕事がよく見えてしまうのは、今の業務に不満が溜まっているサインかもしれません。




【3】仕事の問題に突き当たっている

仕事で大変なミスをした時は、立ち直るのは大変ではないでしょうか?

問題をいつまでも抱えて仕事をしていると心理的にもストレスになり、しだいに仕事が嫌になって精神状態も不安定になります。とくにその問題が会社の慢性的な課題で、自分では解決が困難なレベルなら尚更です。

働きだした時はヤル気いっぱいでも、些細なミス一つだけで心が折れてしまうことは少なからずあります。「自分にはもう無理!」と挫折感を味わってしまうと、仕事に対する楽しさを見いだせなくなって仕事に飽きる原因となるのです。

問題を抱えてしまった時は、自分の能力の限界を作らないことがポイントです。「必ず乗り越えられる」という気持ちを持って仕事をしましょう。

その問題が一人で解決できないレベルならば周囲を巻き込むことも重要。困難な問題を乗り切ると、達成感で仕事に対するやる気もアップします。

【4】チャレンジする機会がない

職場で過ごす時間は日常のなかでも大半を占めています。そのため、会社での仕事に対する熱意は人生の幸福度を左右するほどのものです。

会社での仕事を通じて私達は色々なことを学んでいます。職場は人として成長するための大切な場ですがチャレンジする気持ちがなくなると、仕事も飽き飽きするつまらない存在となります。

たとえば昇給制度がない会社では、どんなに頑張っても評価が目に見えないため努力の意味がなくなります。

チャンレンジ精神を持てない仕事は単調な生活の繰り返しであると感じさせます。繰り返しが続くことで、仕事がつまらないものになるのです。

「飽きてきたな…」と感じた場合は、新しい分野や今まで経験していないような業務に挑戦してみるなど自ら環境を変えていくことも大切です。

【5】仕事に対する情熱が湧かない

情熱を持って取り組む姿勢は、どんな事に対してもモチベーションの源泉となります。ただ、自分の仕事への評価(無形、有形)が十分でないと感じると仕事に対する情熱を失うことになりかねません。

情熱を失うことで仕事がつまらないものに映ってしまい、最終的には飽きて辞めたくなるというループに陥ります。

仕方なく惰性で毎日通勤するようになると、人生もつまらないものになります。また、ただ給料をもらうために働いてしまうと、仕事はどんどん単調で飽きやすいものになるのです。

情熱をもって仕事をするには金銭面だけでなく、人からの感謝など自分を満たす他の魅力を見つけましょう。働くことの喜びを少しでも増やすことで、飽きがくることも次第に減っていきます。




仕事に飽きたときにやってみるべき7つの対処法

仕事で飽きがくる原因には上記の5つ以外にも様々な要因があります。「飽きたから転職」とすぐに結論付けずに、まずは自分を見直してみましょう。

仮に転職を選んだとしても、こういった問題に向き合った結果は必ず自己PRポイントになります。また、移った先の企業でも同じような状態に陥らないとは限りませんので今のうちに対策をすべきです。

【1】定期的に心身を健全にするために休憩をとる

昼休みや業務の合間に休憩もとらずに仕事を続けていると、肉体的にはもちろん精神的にも大きな負担になります。同じ作業を何時間も続けていると、飽きてしまうのは仕方がありません。

また仕事を楽しむためには、一度距離をおき適度な休憩をとることが効果的です。たった5分でも仕事場を離れて気持ちをリセットすることで、気分転換になり精神的にもリラックスできます。

短くてもいいので、同じ流れを切る休憩こそが仕事に対する集中力を再度高める助けとなります。業務の効率が悪いと感じたら、パソコンの前から離れて職場内を軽く歩き回ってみましょう。

同じことだけに集中していると、脳の働きが疲れるだけでなく肉体的な疲労にもつながります。上手に休憩を取り入れることが、仕事を楽しむためのコツ。メリハリを付けた時間の過ごし方が何事にも大切です。

「メンタルヘルス」の記事でも紹介していますが、睡眠は非常に重要ですので十分な休憩をとりましょう。




【2】休日は仕事のことを忘れる

1日の約1/3は職場で過ごすといわれています。これほど長い時間を使うものに対して、飽きてしまうのは仕方がありません。そこで職場を離れたら頭を切り替えてスイッチをオフにしましょう。

仕事のことを考えながら家で時間を過ごすのはもったいないこと。職場に行けば嫌でも業務に集中せざるを得ない環境が待っているのですから、プライベートの時間は仕事を忘れるように心がけましょう。

終わらない仕事を休日に家に持ち帰って処理する人もいるでしょうが、これは極力避けましょう。メリハリがなくなるのはもちろん、仕事自体の進め方も休日ありきになってしまうため注意が必要です。

人生を楽しむには、毎日の日常が満足できる環境が大切。それは働く事も含まれていますので、仕事を自分の生活と切り離すことが大切です。まずは仕事のことを一切忘れ、休日をリフレッシュすることから始めましょう。

【3】仕事のメリットを考える

毎日の通勤に飽き仕事も楽しくないと、生活すべてがつまらないものに見えてしまいます。そこで仕事を楽しむためには、業務に向かう前にメリットを考えてみましょう。

  • 仕事場の仲間と過ごす楽しい休憩時間
  • 給料がもらえる
  • 仕事で色々な経験が積める
など、私達は嫌いなことをするときであっても、何か楽しみがあるとやる気が湧いてきます。

飽きてしまった仕事を楽しむには、忘れていたメリットを思い出しましょう。その際には、必ずプラスになるものを考えること。

  • 仕事の後の楽しみな飲み会
  • 明日は休日
  • 楽しみしていた商品が届く
など、ヤル気がでるような理由を見つけると、仕事もさらに楽しくすることができます。すべては自分の考え方次第。楽しもうと思う気持ちがプラスの効果を引き寄せます。




【4】目標設定を低くする

目標を高く設定するのは成長するには大切。しかし、働く時の目標は低めに設定したほうが、日々の達成感を感じやすくなります。

飽きてしまった仕事を楽しむには、自分だけの小さな目標を作るようにしましょう。仕事を10分だけ早く終わらせるなど、達成しやすい目標作りがやる気を出すきっかけになります。

高い望みや理想を持ち続けるのも大切ですが、仕事では短期間でできる目標をいくつも作ることがポイント。

  • 昨日と違う仕事をする
  • デスクの整理整頓をする
  • 誰かの手伝いをする
など、自分が満足できる達成感を持つと、飽きてしまった仕事にも新鮮味が出てきます。

いつも同じ角度から見ていると何事も飽きやすくなるので、ちょっとだけ変わった面からアプローチしてみて改善するように努めてみましょう。

【5】新しいことに挑戦する

ある程度の期間同じ仕事を続けて入れば、必ずマンネリ感がでてきます。それは仕事に対して新鮮味がなくなるため。新鮮味がないと緊張感も減ってしまい、仕事への飽きと同時にミスも増えます。そんな気持ちを引き締めるには、新たなことに挑戦してみましょう。

違う部署の仕事の手伝いや、新しい作業に意欲的に挑戦するなどもいいでしょう。仕事でキャリアを積む為には、仕事に飽きたと感じるのでなく「仕事に慣れた」と解釈してみましょう。

どうしても違う仕事に挑戦したい場合は、上司と相談をしてスキルアップできるチャンスを得ることも大切です。職場で働く以上、いつまでも同じ仕事をしているわけにはいきませんので、早めにステップアップの取り組みを始めるのも重要です。

飽きるほど仕事に慣れるのは、ある意味とても素晴らしいことです。そこで自分の為になるように経験を積んでいくという「プラスの思考転換」が大切となってきます。




【6】繰り返しになっている習慣を変える

仕事に飽きてしまうのは、同じことの繰り返しが原因と伝えました。職場で働く時間というのは日中のほとんどの時間を使うわけですので、生活習慣も仕事によって左右されています。

毎日同じ時間に起きて通勤、同じ時間帯に同じ作業をする…

この繰り返しはとても単調で緊張感がなくなり、仕事に飽きてしまう原因となります。もっと楽しむにはただの繰り返しになっている習慣を変えてみましょう。

作業の手順を変え、効率アップのために飽きがこないような思考錯誤するのもよし。朝早く起きて一駅分歩くのも健康にいいでしょう。

仕事に飽きないように毎日のルーチンに刺激を与えるには、ちょっとした生活習慣の変化が必要です。とくに職場での行動パターンは気分転換にちょっとだけ変えてみましょう。

【7】自分の市場価値を確認してみる

仕事に飽きているとき、やはり改善するための最終的な方法は「転職をする」ことです。

とはいえ、いきなり転活を始めるというのはハードルが高いでしょう。そんな時には、自分の市場価値を確かめてみるのも手です。

リクナビNEXT


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飽きてしまった仕事から転職するための注意点


あなたが今の環境にマンネリを覚えたり、もっとやりたいことがあると転職を決意することは悪いことではありません。

むしろ、一度は自分の可能性を探ってみることは重要です。今のままでは妥協や惰性が生まれて、1日の1/3を価値のない時間と感じるようになりかねません。

ただ、転職するにしても2,3年後に今と同じ状況に陥っていては意味がありません。同じことを繰り返さないために、あなたが現職に持っている不満をしっかりと把握しましょう。

転職エージェントに相談して自己分析と可能性を探る

現在と同じような問題に陥らないためには、「自分の棚卸し」が必要です。

  • 自分が築いてきたキャリア
  • 仕事に対する向き合い方
  • 仕事を通して求めるもの
  • 現職の良いところと悪いところ
などを考えることで、ぼんやりと自分が仕事に求めることがわかってきます。この「棚卸し」は一人で行ってもなかなか進まない上に、肝心の「新しい仕事」を自分で見つけきれません。

それは、あなたの「理想」が先行するのはもちろん、世の中にあなたの願望を満たす具体的な仕事があるか情報がないからです。

転職エージェントに具体的な求人情報をもらいながら絞っていく

これらの問題をクリアにするためには、数々の転職者をサポートしてきた実績のある「転職エージェント」を利用することで解決できます。

転職エージェントという第三者の視点を取り入れて「棚卸し」を行うことで、仕事に対して求めることを明確化できます。

また、転職エージェントはあなたのキャリアや理想を元に「非公開求人」から求人紹介をしてくれます。最初は漠然とした理想であっても、「求人票」という具体的なものを見ながら判断を繰り返していると、しだいに自分が求めるものも具体化されていきます。

わたし自身の転職も、最初は「営業」「コンサル」など、今までの「技術開発職」とは違う求人をもらっていましたが、最終的には経験を活かすような企業を選択することになりました。

未経験職への転職となるとハードルが上がる

仕事に飽きてしまって「環境を変えよう!」と転職を考えている人は、今までと全く違う未経験の仕事への転職を望む傾向にあります。

  • ネットで何気なく見た面白そうな仕事
  • 知り合いがやっている羨ましい仕事
  • 今の職場の前にやりたかった仕事

など、今までのキャリアを無視したような「新しいこと」に目がいきがちです。これが悪いわけではありませんが、「未経験職」への転職によるデメリットは把握しておきましょう。

  • 給与が下がる(新人と同レベル)
  • 新しいことを学ぶ必要がある
  • 後輩が指導員になる
  • そもそも採用ハードルが高い(とくに30代以上)
自分のキャリアを完全リセットするような転職は覚悟が必要になりますので、転職支援のプロに相談しましょう。

まとめ

仕事に飽きてくるようになると、どうしても仕事に対する向き合い方が中途半端になってしまい、結果として雑な成果物を作り上げてしまうことになりかねません。

そのままではあなた自身の評価をも下げてしまう可能性があります。人の目はどこから見ているかわかりませんし、気づかないところで評価もされているのです。

たとえ、職業的にルーチン的な仕事が多いとしても「どうすればもっと上手く仕事がやれるか?」といった、プラス面の改善の方向を模索するようにしましょう。

「飽きている」ということは、仕事に対する向き合い方を変えるチャンスです。せっかくあなたが選んだ仕事ですので、楽しむ方法というものも模索してみましょう。