仕事上のコミュニケーションが苦手な人の「コミュ力UP」10の方法

仕事に限らず、人と接する以上は必須であるコミュニケーション。初めての人でもどんどん話しかける人がいる一方で、人とうまく接することができない人もいます。

ここでは、コミューケーションが苦手な人が、少しでも職場でのコミュ力をアップできる方法を紹介していきます。





どうしてコミュニケーションが苦手な人がいるのか?

「コミュニケーションが上手くできない」と苦手意識があると、さらに上手に自己表現ができなくなり負のスパイラルに陥ります。

コミュニケーション力には「自分の価値観」がとても影響します。

わたしたちは理解力や表現力はもちろん受け止め方にも個人差があるので、自分が本当に言いたいことが相手に伝わらないことが実によくあります。

そもそもコミュニケーションをとる際には、最低でも自分以外に一人の人間が関係しており、時には第三者が関わるためメッセージが伝わり難いのです。

意思疎通が難しいのは自分のせいだけではない

コミュニケーションは伝える側のスキルが低い場合だけでなく、受けとめ側の理解力が足りないことも誤解が生じやすい原因です。

あなたのことをしっかり理解してもらえていないことも原因でしょうが、そこから広がる人間関係の溝や自信喪失など、とてもデリケートな問題になってくるのです。

人との関わりを大切にするためにはコミュ力が欠かせません。しかし、人見知りする性格や上手に表現できないタイプの人は、あらゆる場面で損をしやすい現状があります。

さらに自分の人生を豊かにするためには、コミュニケーションが苦手とはいえレベルを上げるのは重要です。コミュニケーションに対する苦手意識を減らしてスムーズに人と接するための改善方法はたくさんあるので、できそうなことから始めてみましょう。




コミュニケーション能力を上げるための「10の方法」

大前提ですが、普段からコミュニケーションをとるのが苦手な人は、いきなり職場でコミュ力を上げようと考え過ぎないでください。

逆にプレッシャーになり兼ねません。焦る必要はないので、これから紹介する方法の中から自分が実行しやすい方法から取り組みましょう。

【1】緊張感を過度に意識しない

人と会話をする際の緊張感は、自分では気が付かないほど精神的な不安の原因となります。時にはストレスになり上手にコミュニケーションがとれなくなる原因となります。

緊張感が高まった時は、まずは深呼吸するなど、セルフコントロールして心を安定させましょう。

大勢の人の前で話をする際も同様で、緊張すると話したい内容もド忘れするなどということもあります。

緊張しやすいタイプの人は、上手なコミュニケーションをとるために緊張感をどうやって克服するかがポイント。「深呼吸」「軽く手を握る」など、ちょっと心が落ち着く行動をとりましょう。

【2】瞬間ごとに話題を意識する

人との会話は自分だけでなく相手がいるもの。そのため想定したように会話が進行しないことも多々あります。自分が話す内容からそれてしまい、聞き手が別の話題を提供することもあります。

すると、自分のペースを乱されていき、「こんなはずでは…」とドンドンと会話が億劫になっていきます。ですので、会話の「全体的なバランス」をとるよりも瞬間事の話題に意識を集中させましょう。

コミュニケーションが苦手な人は、会話修正力が若干弱い傾向にあります。時には想定した会話の展開ができない事もありますが、肝心なことだけを意識して、あれこれ話題を広げることはなるべく避けましょう。

自分がこの会話で伝えたいこと・解決したいことに集中することが、話の流れを掴むための基本です。




【3】ボディランゲージを活用する(ノンバーバルコミュニケーション)

コミュニケーションで大切なのは発言した内容ですが、話すことだけではなく発言内容に則した「ボディランゲージ(身振り手振り)」を行うと、言いたいことが伝わりやすくなります。

言葉以外の行動でコミュニケーションをすることをノンバーバルコミュニケーションとも言います。相手に伝えたい内容をさらに強調する際に、ボディランゲージはとても効果的なのです。

「No」と言いながら手を振ったり嫌な表情をすれば、自分の気持ちが伝わりやすくなります。コミュニケーションが苦手な人は、言葉だけに頼るよりも体のアクションも効率的に活用しましょう。

あなたが思っている以上に、身振り手振りというのは相手の印象に残ります。

【4】よい聞き役になる

会話は二人以上いないと成立しません。そのためお互いに理解して納得できるコミュニケーションをとるためには、「よい話し手」になるだけでなく「良い聞き役」になることも大切です。

そのためには相手の会話を遮ることは避けましょう。沈黙の空気に耐えきれないからと自分からぐいぐい頑張って話をする必要はありません。

聞き手が自分の興味のある話題に無理やり変えたい時、相手が話している途中でも話題を強引に変えてしまう人がいますが、これでは一方通行の話しかできないのです。

良い聞き役になることで相手が心を開き、お互いにさらに距離感を近づける効果があります。




【5】相手の態度の変化を意識する

話をしている時の相手の態度を気にしたことがありますか?

コミュニケーションが苦手な人に共通するのが、自分勝手に会話を進めることが多い点。つまらない内容や興味のない話をされた時は、誰でも必ずサインを送っています。

会話の途中でいきなり腕組をしたり、携帯をいじったり。相手が興味をなくしている場合は、話題を変えるか会話を終了させることが大切です。

また、アイコンタクトを取らない場合も、相手の気持ちが会話に集中してないサイン。このような態度の変化にも、心配りする余裕を持てるようにしましょう。

こういったコミュニケーションサインを見ながら、徐々に相手のことを知るということを学んでいきましょう。

【6】8対2のバランスを守る

コミュニケーションが苦手な人でも、まず意識してほしい基本となるのが、「話す・聞くのバランスをとる」こと。会話が上手な人の共通点は皆さんは聞き上手であることです。

「聞く」を8割、「話す」を2割にすると相手の会話を上手に引き出し、いつまでも話題が途切れることがありません。誰でも人の話を聞くよりも、自分が話し手となり注目されたい願望がありますよね。しかし実際は相手の話を聞いてあげる方が達成感が生まれやすいのです。

8対2のバランスを守り、日常会話に役立ててみましょう。話しやすい人になると、自然と人間関係の幅も広くなりますよ。

【7】笑顔で接するようにする

友達を話をするときも、会社の上司と会話をする場合もいつも忘れてはいけないのが「笑顔」

相手の不安感を取り除くためには、笑顔で接することが大切ですね。特に初対面の人と会話をする場合は、笑顔のほうが相手の緊張感がなごむ効果があります。

本音で話をするには、信頼関係が築けないと無理ですよね。表情が硬いと、会話の内容にも気を使ってしまいます。話し手は聞き手の反応もとても気になる点ですから、笑顔で接してくれる人のほうが心を開きやすいのです。幸せな人と会話すると、一日気分が良くなります。

コミュ力が低い人の場合は、最初はこういったことが苦手かもしれませんが、会話の最後にだけでも微笑んでみましょう。「別れ際」「終わり際」は最も印象に残りやすいので、最後を意識するだけでも今後につながります。




【8】相手に興味を示す

コミュニケーション力を高めるためには、会話の相手との信頼関係が欠かせません。初対面の人でもすぐに打ち解ける人はスムーズな会話ができます。

そのためには話題に興味を示すことがポイント。相手の意見に共感したり、「うなづく」「相手の目を見る」など興味を持っている反応を意識してみましょう。

会話の途中に軽くボディタッチをすることも効果的。心を開いて話をするためには、聞き手と話し手の壁をなくすことが大切です。そのためにも相手を信頼しているサインを送ること。興味を持ってくれる人には、会話にもさらに熱が入ります。

コミュニケーションがどうしても苦手な人は、「話を聞いているという意思表示のために、相槌やうなづきは会話の途中に入れるようにしましょう。

【9】バックトラッキング法を使う

夫婦、友達、会社の上司、私達の生活の中では色々な相手とのコミュニケーションスキルが求められています。大切なことは相手に親近感を持つ点。

バックトラッキング法とは「おうむ返し」をする方法で、相手の会話や仕草を真似して共感を持つ方法です。

バックトラッキングをすると、自然と相手と親近感を抱く効果があるとされています。良く知らない相手との会話などで活用すると良いでしょう。

しかし、人によってはおうむ返しを不快に感じる人もいます。以下のようなことは相手の信頼性を失いかねないので注意してください。

  • 相手のことをそのまま真似する
  • 頻繁にバックトラッキングをする
  • 会話のタイミングを掴みながら適度に取り入れるとスキルアップにつながります。

    【10】メディアを参考にする

    コミュニケーションのプロは実際にはどんな会話するのか、その技法を習得するためにバラエティやトーク番組などのメディアを参考にしてみましょう。

    司会者は会話の聞き役。相手が心地よく話題を進めるために、上手なタイミングで質問を入れたり共感や意見などを交えています。

    安定した会話を実際に参考にして、自分のコミュニケーションスキルアップに活用してみましょう。

    テレビやラジオ番組などを参考にするとわかりますが、会話は決して一方通行ではありません。バランスを取りながら快適な空間を作ることが大切なのです。

    この方法は一番難易度が高いかもしれません。ただ、いきなり「黒柳徹子」さんや「くりいむしちゅーの上田さん」とまでは言わないまでも、自分から見て「この人はうまい!」という人を見取り稽古と同じように参考にするのは最高の教材となります。




    コミュニケーションが苦手とあきらめる前に

    今回紹介したコミュ力をアップするための方法は以下のような方法になります。

    コミュ力アップ

    コミュニケーションが苦手な人にとっては、今回紹介した10個を見て「実践は難しい…」と思ったかもしれません。ただコミュ力が高いとされる人でも全てをできている訳ではないので、あまり気負わないようにしましょう。

    人と関わることが苦手なのに積極的になる必要はなく、まずは「聞き役」に徹して「相づち」を行い、最後でもいいので笑顔で別れることを意識してみてください。

    それだけでも次の日からのコミュニケーションが楽になってきますよ。

    それでも仕事場での人との関わりが面倒な人は、「人と接しにくい仕事」を探してみるのもいいでしょう。