「職場に馴染めない」新人や転職者が会社を辞める前にやってみる5つのこと

あなたは「職場に馴染めない」とストレスを抱えていないでしょうか?

とくに、新入社員や転職者など新しくその職場に配属された人は、馴染めないことが深い悩みになることも。

職場に馴染めない原因は、あなたが置かれている環境によって違いますがその原因はほとんど共通しています。

どうしても職場環境に耐えられなくなって辞めてしまう前に、自分が会社に馴染めていない理由を把握して対策を行ってみましょう。

職場に馴染めない3つの原因

職場環境に馴染みにくい原因には様々なものが挙げられますが、その中でも特に大きな原因となるもの3つについて紹介します。

【1】上司や同僚との人間関係

職場に馴染めない不安を抱き始めると、毎日の生活が大変苦痛でストレスになります。そもそも職場で最も問題になるのが「人間関係」

たとえ仕事がきつくても、楽しい人間関係が保てる職場ならばストレスも感じにくいもの。しかし、あなたも職場での人間関係が難しいと感じた経験があるのでは?

仕事にはチームワークが欠かせません。同僚や上司、または部下との関係など、縦にも横にもつながるとても複雑な環境で働く必要があります。

一人でできる仕事ならまだしも、職場という環境では必ずお互いのサポートが必要になるので、些細なことで人間関係がうまくいかなくなることも。

また、心地よかった人間関係も「馴染みの人の退職」「新しい人が自分に合わない」といった、自分以外の環境の変化で崩れてしまうこともあるのです。

【2】会社の雰囲気が合わない(社風や方針、環境面)

職場に馴染めない原因のもうひとつは、「社風があわない」という理由。世の中にはいろいろな職種があって会社ごとに雰囲気は全く異なります。

例え同じ業種でも社風は異なるため、自分が会社の一員として同じ価値観を持てない場合は職場から孤立してしまうということも。

会社は社員の年齢層によっても雰囲気が違います。また創立が古い起業や若い企業など、会社のイメージを大切にすることも企業運営上欠かせません。

  • 自分が持つアイデアや発想が生かされない会社
  • ルールがない自由すぎる会社

そういった環境の中で自分の能力を発揮するためには、会社が定めた共通のゴールを認識して他の社員と一緒に進む必要があります。

職場環境はやっぱり一番の課題

とはいえ、理念などのイメージ以上に重要なのはやはり職場環境。

  • 残業が多い
  • 飲み会が多い
  • 福利厚生が充実していない

など、自分にとって働きにくい職場環境の場合もストレスを感じて距離を置きたくなってしまいます。

【3】自分の性格に問題がある

職場に馴染めないと感じる時に、必ず明確にしなければならないことがあります。それは、以下のどちらかということです。

  • 相手に原因があるのか
  • それとも自分に問題があるのか

会社の雰囲気はそれぞれ違うのは当たり前ですが、自分が馴染めないからといって職場に問題があるとは限りません。

同じ職場内では楽しく仕事をしている人もいるはずです。職場は恋愛と同じように相性が大切。うまくいかないのは、自分の性格や価値観に違いがある可能性もあります。

自分とのズレが何なのか? はしっかりと把握すべき課題なのです。




職場に馴染めない人の性格・特徴

職場に馴染みにくい人にはいくつかの共通点がありますが、大きく2つの要因があります。人を変えることは難しいので、まず自分の性格や行動をしっかりと見直すことから始めましょう。

【1】コミュニケーション能力の欠如(挨拶や応対の問題)

まずひとつ目が「コミュニケーションが上手にとれない」タイプ。

職場という特殊な環境では、家族や友達のように自分勝手な意思表示はできません。社会生活で基本になるのはやはり「挨拶」。相手から挨拶をされないと返事ができないタイプでは社会生活は困難になります。

たとえストレスを感じている時でも、仏頂面で仕事をし続ける訳にはいきません。そういった態度だと周囲の人はさらに遠ざかります。

職場に馴染めない人は、しっかり挨拶ができない、また相手によって態度を変えるなどコミュニケーションに必要なスキルが不足している傾向があります。

また、仕事をする上で情報の共有は不可欠。コミュニケーションが苦手な人は「報連相」の不足など作業面でも不都合を生み出してしまうことも。

【2】空気が読めず行動や言動に問題がある

職場に馴染めない人は、人間関係に問題を生じやすいという特徴があります。仕事場の上司だけでなく、友達関係でも距離を置かれてしまうことも。その原因はその場の雰囲気が理解できない空気が読めないタイプであること。

このタイプに共通するのは、協調性がなく自我が強い点。空気が読めないこと自体を自覚していないため、自分が嫌われていることも気がついていない状態です。

  • 冗談が通じない
  • 真剣な場面でふざけてしまう

など、空気が読めないことは行動や態度ですぐに周囲に伝わってしまいます。

職場には「堅い環境」や「若い年齢層が多いカジュアルな雰囲気」など、それぞれ特徴となる空気感があります。仕事をスムーズにするためには、その環境に自分から馴染んでいく努力も必要なのです。




男性と女性のどちらが問題を抱えやすい?

職場によっては男女の比率が全く違うところもありますが、人間関係のトラブルになりやすいのは男女どちらのほうが多いのでしょうか?

基本的に問題を抱えるのは、その人の価値観や性格によることが原因。性別に関係なく問題は起こってしまいます。しかし女性だらけの職場はいじめが多いといわれます。

それは女性特有のアピール法によるものも。とくに仕事以外での行動や言動は女性同士は気になるもの。やきもちを妬いたり、人の悪口が大好きなのは女性の特徴です。

男性も同様に、仕事の成績に絡んだ対決があり、人間関係で問題を抱えるのはどちらにも可能性があります。ただ、女性は根に持ちやすい面もあるので、毎日顔を合わせる職場ではストレスを感じやすいかもしれません。

お局様のような権力を持った女性社員には、男性社員ですら頭が上がらないこともしばしば。職場の人間関係に関する問題はどうしても避けられない場合もあるのです。

新卒新入社員が職場に馴染めない原因

就職活動を頑張って内定をもらい、念願の会社にいよいよ出社。会社にも慣れてきた頃に不安を抱き始めるのが職場での人間関係です。

新卒新入社員が職場に馴染めずに就職後すぐに退職することがあります。この最大の理由は社会人経験が不足しているため。

学生時代のアルバイトで許された行為も、社会の一員になると厳しく評価されてしまいます。プライベートと仕事の区別をはっきりさせないと、職場の人間関係にも悪影響になってしまいます。

学生時代は数多い人間の中から自分と気があう人だけと付き合えますが、職場ではなかなかそうはいきません。限られた環境で人間関係を築くことは、社会人経験がない新卒新入社員にとってはストレスの原因になってしまい、職場に馴染めない大きな要因となります。

転職者が職場に馴染めない理由

前の職場はもうゴリゴリ。そんな気持ちで再出発した新しい職場で、自分では頑張っていても環境に馴染めないことがあります。

「転職を失敗したかも?」と不安になる方も少なくありません。転職者が馴染めない理由の一つは、前の職場をいつまでも引きずってしまうため。

とくに人間関係は会社ごとに違うため、前職と同じような態度や言動のままではすんなり受け入れらないことも。まして転職者に対しては、職場の人もまだその性格や仕事のやり方を把握していないため、モノ怖じしてしまうものです。

ここでコミュニケーションが苦手なタイプは、なかなか新しい職場に馴染んでいくことができません。

転職後にすぐに全力で頑張るのも控えよう

また前の仕事での経験を生かして「注目をされたい」「評価されたい」と力を入れすぎてしまうのも控えましょう。新しい人がいきなり職場のルールや風習を無視して我を通して仕事をすれば、すぐに弾きだされてしまう可能性があります。

転職者は初心に戻り、低姿勢で職場に馴染んでいくことがとても大切です。そのためにも笑顔を心がけ、わからない事やできない事は相手に伝えて、自分のことを分かってもらうようにしましょう。




仕事環境に馴染めないときの対策法

職場に馴染めないのはあなたのせいだけではありません。そのことはまず認識してあまり悩みすぎないようにしましょう。

ただ、やはり新しい環境に馴染むためには「自分から歩み寄る」ことも重要です。ここでは、自分から環境に馴染むための方法と、どうしても無理な場合の対処法を紹介します。

【1】飲み会・食事の誘いに乗ってみる、誘ってみる

職場に馴染めない時は、自分から解決策を見つけることが重要です。たとえば会社の飲み会。仕事を離れて色々な社員と交流を持つ良いチャンスです。

まったく仕事で関わりのない人とも、このような場を活用してどんどん職場の人間関係を広げていきましょう。一人でも気の会う人がいれば、毎日の仕事も不安が軽減されます。

仕事が終わった後まで飲み会で時間を過ごすのは嫌かもしれません。しかし、この時間外の付き合いこそが、さらに人間関係をスムーズにするきっかけになります。

【2】挨拶はしっかりと行う

一人だけ職場で孤立しているような不安を感じたら、まずは元気よく自分から挨拶を心がけましょう。

とくに先輩社員に対しては、相手が挨拶をする前に自分から積極的にアピールすること。挨拶をされると距離感もしだいに縮まり好感が持たれやすくなります。

会社内だけでなく、帰り道ですれ違った時なども同様です。相手に必ず聞こえるようにはっきりと挨拶をして自分の存在を知ってもらいましょう。

今まであまり意識してなかった人も、明日からでもはじめてOKなのです。

【3】せいいっぱいの笑顔で対応する

人間関係は相手が誰であっても笑顔が基本。よく知らない人に対しては、警戒心を持つのは人間の心理として当たり前のことですよね。

職場の人間関係も同様です。仕事をスムーズに進めるには信頼関係が大切。笑顔で接することは言葉を発する以上にコミュニケーション力が伝わるものです。

「楽しく仕事が一緒にできる人」という印象を持ってもらうためにも、いつもポジティブなイメージを大切にしましょう。仕事に行くのが憂鬱な時でも、笑顔になると自然とモチベーションが高まりますよ。




【4】言動・発言に注意する

職場に馴染めない場合は、受け入れてくれない相手側を責める前に自分に落ち度がないかチェックしてみましょう。

とくに言葉使いは注意したい点のひとつ。社会人としてのマナーは、まずは正しい言葉使いや相手に合わせた会話力が必要です。

  • 上司になれなれしく話をする
  • 正しく敬語が使えない
  • 年下や後輩への言葉遣いが雑

など相手を敬った会話ができないのは危険な兆候です。

人間関係は些細なことの積み重ねがトラブルへと進展します。例え親しい人であってもオンとオフの切り替えをはっきりすることが大切です。

【5】環境を変えるために転職する

職場の人間関係はいったんうまくいかなくなると、何をしても空回りになってしまいます。憂鬱な気持ちで毎日仕事に行くのは、精神的にも大変なダメージになります。

対人恐怖症やうつ病など深刻な病気へと進展する可能性もあるのです。そんな環境から抜け出すには退職するというのも一つの方法です。

たとえ一つの職場に馴染めないからといっても諦めてはいけません。転職することで自分の能力や価値観を認めてもらえる環境を見つけることは可能です。

次の職場環境を事前に把握して転職する

ただし、一度転職を経験している人の場合、同じようなことが繰り返されないように、しっかりと「職場に馴染めない理由」を明確にしておきましょう。

まとめ

職場に馴染めない理由の多くは人間関係に起因します。どんなに馴染んでいた職場であれ、人事異動で管理職が変わったり、周囲のメンバーが変わった途端に働きにくくなることがあります。

また、あなた自身が、他の人が環境に馴染めないと思ってしまう原因になることもあり得ます。

人間関係ではちょっとした気遣いが重要になってきます。せめてあなた自分は、同僚にとっての職場に馴染みにくい原因にならないようにしましょう。