リーマンショックの冷え込んだ転職市場で102社の応募の末に内定!

リーマンショックを転機として36歳で異業界転職

今回の転職体験談の主人公は36歳の男性。前職では日用雑貨メーカーで営業職に携わっていました。

リーマンショックが発生した2008年の翌年に退職後転職活動を行い、花卉(かき)卸問屋の営業職に内定・入社しています。




転職活動を行ったのはリーマンショック後

当時リーマンショックが発生し、会社の資金繰りがうまくいかなくなり、会社は民事再生を決めていました。

それと同時に会社の不正や社長の女性問題などが発覚し、この社長にはついていけないと判断し「会社の信用性がなくなったので退職する」と告げて退職しました。

結局会社はその後倒産したようです。

前職と転職後の主な業務内容

前職は日用雑貨を製造して、卸問屋やスーパー、ホームセンターなどの小売店へ販売する仕事です。定番商品の納品や新商品の提案などを行うルート営業で、新規開拓も行っていました。

転職後の職場では、海外から花を輸入して、その花を花卉市場や生花店へ販売する仕事です。市場はルート営業になりますが、直接販売の生花店は全て新規開拓での営業です。

転職活動はリクルートエージェントを利用

転職サイトやハローワークの求人も応募していましたが、なかなか面接にたどり着けないこともあり、応募できる企業も少なくなってきました。

このままではまずいと思い、未公開案件を知りたい気持ちや転職エージェントの力を借りて良いアドバイスももらいたいと考えてリクルートエージェントを利用しました。

なかなか再就職が決まらない中、色々と企業を探してくれたり、また時には話を聞いてくれて相談に親身に乗ってくれたりしたのは本当に心強かったです。

転職志望先の条件は勤務地にとくにこだわった

志望企業に関しては、勤務地が関東圏であることと、転勤がないことは重視しました。結果的に転職先はそれらの要望は満たすことができました。

  • 勤務地は東京か神奈川
  • 転勤なし
  • 休日は週休2日

転職先の企業では海外の花を扱ってるため、研修として海外研修に行けたことは良かったです。良い経験になりました。

ただ、朝の出社時間が早くなり、残業が増えて帰りが終電になることもあります。また、年収が若干減りました。




転職(再就職)活動は長期化!102社に応募実施

当時はリーマンショックだったこともあり、求職者がとても多いのにも関わらず、逆に企業からの募集は極めて少ないという異例の事態でした。

応募すれども面接に行くことすら難しく困難でした。その中で自分の希望の職を探していくのはさらに厳しかったです。

結果的に転職活動は約半年間も続きました。退職後の転職活動でしたので、とても不安な毎日を送っていました。

転職活動の結果
【応募会社数】102
【書類通過数】40
【一次面接通過数】14
【内定社数】1(最初に内定を得られて入社)

中途採用面接は絶対に一発で決める気持ちで受けた

面接に関しては、営業職としての経験を前面に押し出しました。事前に転職エージェントさんと想定質問を元に練習もしました。

面接時の質問と回答
Q1.なぜうちの会社を受けたのか?
A1.花という特殊なジャンルに特化して強みがあると思ったから。

Q2.なぜこの業界を選んだのか?
A2.日本にまだ根付いてない花を飾るという文化を広めて日本を華やかにしたいと思ったから。

Q3.今までの営業はどんなことをしてきたか?
A3.日用メーカーの営業をやっていて、ルート営業でしたが、新規開拓も行っていて数社、新規企業の発掘も行ってきて、新規開拓には自信があります。

受けた企業数も数十社に及びましたので、面接自体は次第に慣れていきました。

全く同じ業界を受けていたわけではないので想定質問への準備は大変でしたが、転職エージェントさんのアドバイスもあって「自分の経験」という一貫性を押し出しました。

苦しい状況で転職ができたのは準備を怠らなかったから

当時の面接官が「人柄を評価した」とおっしゃってくださいました。しっかりした受け答え、爽やかな印象、真面目な雰囲気、そういった当たり前のことがしっかりできていたとのkとです。

当時はリーマンショックで落ち込む人が多い中、前向きにしっかりと受け答えしていたのも好印象だったそうです。

今後転職活動をする方も、状況は様々でしょうがやはり前向きな姿勢というのは表情にも現れると思いますので、極力プラス思考で頑張ってください。

まとめ

リーマンショック後の3年間ほどは転職市場も冷え込み、転職者数も低いレベルで横ばいでした。そんな苦しい中でも、102社という企業に応募し続けた精神力はすごいものがあります。

現在の「売り手市場」も永遠に続くことはなく、もしかしたらあなたが転職しようと思ったタイミングでリーマンショック並みの不況が訪れていつかもしれません。

そういった中でも転職できる人はいます。常日頃から自分のキャリアの今後を意識して将来に備えることも忘れないようにしましょう。