【24歳女性の転活】営業職から公務員への転職を決意!試験勉強はどうした?

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就職して2年。公務員への転職は難しくなかったのか?

今回の転職体験談の主人公Sさんは24歳女性。転職先は「公務員」ということで、前職の営業からは全く違う業界です。

ご存知の通り、公務員になるには「公務員採用試験」を合格する必要があります。Sさんは見事に突破したわけですが、準備期間は約2ヶ月ということでした。

彼女がどのようにして公務員に転職できたのか、体験談を通してお伝えします。




激務で交通費も自腹。営業職の退職を決意!

わたし自身は内気で人前で話すのが苦手なタイプでしたが、教育関係の営業職をしていました。仕事のスイッチが入れば営業自体は苦ではなく、個人相手の営業や企業相手のプレゼンをしていました。

勤務時間は13:00〜22:00とされていましたが、実際には10:00に出勤しなければなりませんでした。帰りも終電には間に合わないためタクシーで1時間かけて帰宅。タクシー代は自腹なので8,000円ぐらい毎日とられ、体力的にもきつくなって転職を決意しました。




企業転職も考えたが公務員への転職を決意した

退職後はリクナビNEXTハローワークを活用して地元で実家から負担なく通勤できる企業を探していましたが、そう簡単には見つかりませんでした。

また、どうしても残業や職場環境が改善できるのかどうかの悩みが消えずに、企業を探すのには消極的になっていました。

親の勧めもあり公務員就職を決意

退職して1ヶ月に掛かろうかといったところで、母から「公務員とかもあるんじゃない?」と言われ、公務員という選択肢をまったく持っていなかったことに気づきました。
ハローワークで仕事相談をしている時に、地方公務員の話を聞き、それからは公務員1本に絞って活動を開始しました。




転職に際してとくに望んだことは業務負荷の低減

最初は公務員になることを決めてはいませんでしたが、職場環境の改善が第一の目標ではありました。

  • 残業がない、もしくは残業があってもその分のお給料が出る。
  • 実家から通える距離で、転勤もない。
  • 今まで大学で勉強したことや、前職で培ってきた能力が活かせる。また、その能力を正当に評価してもらう制度がある。

給料に関しては、大きく下がらなければ良いと考えていました。

退職後に公務員試験の勉強を開始

公務員を目指すことを決めてから、転職終了まで約2ヶ月半かかりました。アルバイトをしながらの活動だったので、時間調整には苦労しました。

最初は独学で勉強を始めてはいましたが、公務員試験まで時間がないこともあり、通信教育を利用して対策を行いました。

短期で集中的に学べる講座を選択した

とにかく試験までの時間が少なかったため、公務員予備校に通うことは考えず、ネットでも勉強ができるような講座を探しました。

たまたま雑誌で「ヒューマンアカデミー」の広告があり、名前を聞いたこともあったので資料を見て初級講座の利用を始めました。(確か10万円くらいだったと思いますが、覚えていません。)


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面接では退職理由で苦戦。しかし何とか採用を勝ち取った。

辞めた理由がマイナスのことだったので、面接で退職理由を聞かれても、うわべだけのことしか答えられませんでした。

たぶん面接官にはそれが伝わっていた様子でしたが、流石に前職の悪口を言うわけにもいかず、それ以外の質問で巻き返せたと思います。

Q1.なぜ前の会社を辞めたのか
A1.教育でお金を稼ぐことに違和感を感じ、公の仕事を目指しました。
Q2.志望動機
A2.生まれてから前職までずっと○市におり、生まれ育った町にもっと貢献したいと思いました。
Q3.お役所仕事と言われることについてどう思うか
A3.税金を扱うのでスピードよりも公平さや丁寧さが必要になると感じています。
Q4.いやな部署に配属された時はどうするか
A4.まだ仕事内容がわからず自分の適性もわからないので、いやな部署などありません。どこでも頑張りますし、そこで学ぶことが重要だと考えています。

公務員で安定はするかもしれないが残業はある

公務員ということで、給与面の安定はやはり嬉しいところです。配属された部署も1人がついて教育をしてくれるので、わからないところをとても丁寧に教えてもらえます。

ただ、公務員でも残業はあり帰るのはいつも23時ぐらいです。それでも友人や知人には「公務員は定時で帰れていいな」とよく言われるのはちょっと辛いです。




前職の経験面を面接でアピールできたのがよかった

まず一次試験があるので、合格できるようにお金を掛けながらもしっかり勉強もしました。

公務員は学卒でそのまま就職する人が多いので、企業経験がある人が少なく、即戦力を期待してもらえたと思います。前職で幅広く培った経験はしっかりとアピールしました。

また、地元と言っても知らないこともたくさんあるので、人に話を聞くなど、面接の前にいろいろ情報収集をして臨んでいます。

未経験だからこそ前向きなやる気をしっかり示した方がいい

未経験だということを隠すのは当然ダメですが、経験がないということをマイナス点になるようには話さないことが重要だと思います。

わたしは、前職で他のこういう経験があるからこそ、次の職場でもこのように生かしていけるというように、プラスのニュアンスで全て伝えるようにしました。

また、面接中には逆質問もしっかりして、興味があるアピールもしています。