【28歳女性の転職活動】パニック障害やうつ状態から上場企業のSEに転職成功

パニック障害やうつ状態から一部上場企業への転職を果たす

今回の転職体験談の主人公Fさんは28歳女性。システムエンジニアとして働いていましたが、業務に疲れ様々な病気を発症しました。

そういった状況化にも関わらず、待遇アップの転職を果たせた理由は何なのか?

60時間を超える残業とプレッシャーで転職を決意

転職前は、システムエンジニアとしてお客様のシステムのメンテナンスを行ってました。性格はどちらかと言うと明るくて積極的なタイプです。

前職の残業時間が60時間を超える月が連続で続いて、精神的に辛くなりました。睡眠障害や不眠症の症状に悩まされ、ついには通勤電車に乗るとパニック障害のようになり、電車に乗ることが困難になったため転職しようと決めました。

転職サービスには「マイナビ」と「レバテックキャリア」を利用

転職活動は在職中に行っており、最初の3ヶ月ほどは自力で活動していましたが、応募すらままならないくらい気持ちが追い込まれていたので、友人の勧めで転職エージェントサービスを活用しました。

登録は「マイナビ」と「レバテックキャリア」の2つで、「レバテックキャリア」からは登録して割とすぐに連絡がきましたので、サポートを進めてもらうことにしました。

「マイナビ」からはメール連絡はきていましたが、特にサポートサービスは利用しませんでした。

転職エージェントにお願いした転職志望先の情報

転職活動当初は、正直どういった条件で仕事を探せばいいかわからなかったため、「残業は減らしたい!」といった程度の願望でした。

しかし、転職エージェントさんは求人を探し出してくれるということでしたので、電話で以下の要望を伝えました。

  • 残業時間が20〜25時間以下であり、もしくは繁忙期であっても残業時間が60〜80時間であること
  • 給料が前職よりも貰えること
  • 東京都もしく神奈川県での勤務先になること

仕事に対するやりがいよりも、安定感と残業が少ないことを優先して探してもらいました。

転職サービスを活用してから3ヶ月で内定!

最初の3ヶ月間の活動では、3社ほど応募していましたが、いずれも書類選考で不合格でした。病気の方の影響もあり、この3ヶ月はとくに辛かったです。

転職エージェントと書類の精査をしてからは、5社選考を追加し、内定自体は2社からいただきました。結果的には東証一部上場で安定感がある企業を選びました。

転職活動の結果
【応募会社数】10社
【書類通過数】5社
【一次面接通過数】4社
【内定社数】2社

一番苦労したのは面接!最終面接でも2社不採用…

転職活動でとくに辛かったことは、面談で手応えがあったとしても結果が不採用となるケースがあったときです。この時は人のことが信じられなくなりました。あんなに好印象でニコニコして雰囲気も良かったはずなのに人間の恐さを感じました。

レバテックキャリアの方と電話で面接の内容精査をしながら一次面接は4社通過しましたが、最終面接で2社落ちたのはショックでした。

面接は回を重ねながら慣れていき回答もスムーズに言えた

中途採用面接に関しては、回数を重ねるごとに相手の話を落ち着いて聞く余裕ができ、回答もしっかりとできるようになっていきました。

面接時の質問と回答
Q1.前職で頑張っていたことは
A1.お客様とのお打ち合わせで要望を理解し、それを形として構築すること。また、アフターフォローも丁寧に行いました。

Q2.次の職で何をしていきたいか
A2.前職はシステム保守でしたが、その経験上相手の意見を反映することに努めました。御社では的確に相手の意図を汲み取って処理をし、営業のサポートをしていきたいです。

Q3.なぜうちの会社を選んだのか?
A3.事業面で他部署のつながりもありそうで、事業規模から安心感があるためです。

精神的なプレッシャーは減り病気も回復方向に

転職先の企業は、残業管理もしっかりしており、業務時間もかなり減りました。それにより、心身ともにホッと出来るような心のゆとりができました。ご飯の味もしてきて、ホッと一息出来るようになりました。

給料に関してはあまり変わらなかった点が不服ではありますが、業務に慣れてから交渉を進めていきたいと思います。

転職が成功したのは「面接対策」にとくに力を入れたから

今回内定をいただけたのは、面談対策をしっかり行ったためだと思います。。

転職エージェントとの電話での模擬面接の後に、家族や友達に面談する人の役目をお願いしました。色んな人や質問の内容を何パターンも対応したことにより、様々なシュチュエーションが分かり、本番でも即座に対応出来たのだと思います。

直接的に未経験の職種を受けるにあたり気をつけたこと

とくに気をつけたのは、前職が嫌になったから違う職種に転向するということをイメージさせないように努力しました。

マイナスなイメージになってしまうので、なるべくポジティブに他の職種に興味を持ったという雰囲気にしました。