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外資系企業への転職なら経験者とエージェントから学べ!【海外就職への道】

 2018/04/04 就職情報 転職情報  

外資系企業への転職に関しては2つの道があります。

一つは日本国内にある外資系企業への転職。本社は海外にあり、その支社が日本にあるというケースです。当然、この場合は日本国内で働くこととなります。

もう一つは海外の企業への転職です。本社はもちろんですが、シンガポールなどの海外支店に就労するなどのケースが該当します。

ここでは、外資系全般への転職活動のポイントを、海外転職サポート経験のあるエージェント目線で説明します。

また、後半では実際に海外の外資系企業に未経験で転職を果たした「Rさん」の体験談を元に、海外・外資系企業への転職活動の方法について説明していきます。


海外企業への転職サポート経験のあるエージェントが語る「外資系企業」

まずは、外資系企業への就職や転職を考えているあなた向けに、企業の特徴や就職・転職する際に注意すべきポイントについて説明します。

外資系企業の特徴

外資系企業は一般的に「成果主義、ダメだったらすぐクビになる」というイメージがあるでしょう。すぐにクビになるかどうかはさておき、成果主義であることは間違いありません。

海外では「終身雇用」「総合職」といった考え方がありません

日本では昔から新卒で入社した会社で、色々な部署を異動して会社全体を総合的に経験し、その後管理職へ昇進、定年まで年功序列で役職が上がっていく、というのが一般的です。

しかし海外では、まず部署をまたぐ異動がほぼありません。一貫して同じ職務に就き、スキルが付けば転職によってステップアップを目指します。なので終身雇用という概念もありません

また実力がある人が昇進・昇格するため、年功序列の考え方もありません。よって、日系企業より年収が高くなるケースが多いのです。

外資系は年俸制を採用している企業が多く、結果を残せなかった場合は翌年の年俸がガクンと下がる、ということもあり得ます。それだけチャンスは多い環境ですが、安定を求める人には向かないでしょう。

必ずしも英語力が必要とは限らない

また「外資系の場合は英語が必須なのでは?」とよく聞かれるのですが、必ずしもそうではありません。

外資系といっても様々な企業があるので、資本が外国にあるだけで事業自体は日本国内で完結している会社もあります。その場合、英語スキルは不要になります。

外資系企業の採用試験の流れ

採用試験の流れ自体は日系企業ととくに違いはありません。ただ、外資系の方が簡単に内定を出すイメージです。

入社して使えなかったら切ればいいだけですからね。

日系企業は終身雇用の文化がありますので、簡単に解雇できないという考えが根強いだけに、入社する時のハードルは高いと感じます。

大学と同じですね。日本の大学は、入学するのは困難で卒業するのは簡単。海外の大学は入学するのは簡単で卒業するのが困難とよく言われます。

それと同じようなイメージです。

日本企業の採用との違い

日本企業にある「総合職」の考え方が外資系企業には無いため、外資系は募集ポジションがはっきりしており求める経験が具体的です。

また、本国決裁であることが多いので、選考結果が出るまで比較的時間がかかることが多くなります。

外資系企業の求人を受ける際の注意点

注意点としてお伝えしたいのは、上述した外資系企業の文化を、きちんと把握してから臨んでほしいということです。

外資系企業は厳しい環境で日々切磋琢磨している魅力的な社員が多く、内定時の提示年収も日系企業とは比べ物にならないほど高額であることが多いです。

しかし、外資系で生き残っていくには相当の覚悟と向上心、ハングリーさが必要です。外資系では仕事は任されるものではありません。自分で取りに行くものです。

私は外資系に転職したことで人生を狂わせた方を多く見てきました。

本当にその覚悟がおありですか?よく考えてから決断頂きたいと思います。

日本から外資系企業に転職したRさんの体験談

ここからは、日本系企業からシンガポールの企業に転職を果たした「Rさん」の体験談をご紹介します。彼はその後も別の外資系企業へとキャリアアップのために転職をしています。(その体験はまた後ほど)

彼の体験は外資系への転職や就職を考えておられる方々の参考になることでしょう。


25歳で外資系への転職を決意

「そろそろ潮時かな…」

20代も半ばに差し掛かった頃、そんな気持ちが日々大きくなっていた。

もともとは、大学で培った英会話を生かした仕事をしたかった。ただ、実際の業務は以下のような内容だった。

  • 電話での英会話教材売り込み(ほとんど嫌がられる)
  • 英会話学校の運営(講師やスタッフのシフト管理)
  • 売上管理(まあ、これは後に大きく役に立った)
  • 仕事は22時を回るのが普通
元来の体育会系の気合いで何とか乗り切っていたが、英語を使った仕事からはほど遠く徐々に擦り切れてきた。

当時、いつも終電で帰宅しながら「本当にこれが自分のやりたい仕事で、求めていた環境なのか?」を考えた時に、他にもっと選択肢があるのではないかと思い悩んでいた。

可能性があるならば外国で働いてステップアップしたい気持ちもあったため、友人がいるシンガポールへの就職をトライしようという気持ちも湧き出してきた。

そして、外資系への転職を決意して会社を辞めた。25歳。就職してから3年の日本でいう「第二新卒」の時だった。

退職してから転職活動を開始

いったん仕事から距離を置いて、もっと冷静に今後を考えようと思い、まず前職の英会話関係の会社を退職した。その後、3ヶ月間くらいは、飲食店のバイトや大学時代にやっていた写真関係のバイトを続けていた。

この時の解放感はものすごく、危うくこのままダラダラいきそうになったが、転職活動を始めることでスイッチが入ったのを覚えている。

外資系企業の選び方や受け方が分からず転職エージェントを利用

シンガポールの友人に、どうやって転職したのか話を聞いたところ転職エージェントを使った方が確実であるとのことで、すぐに複数の転職サービスに登録した。

実際に登録したサービスは以下の通り。(わたしの転職結果も併記します)

JACリクルートメント

日本国内でも屈指の外資系転職エージェントサービスということで登録。1社内定。

Spring(旧アデコ)

当時は「Spring」としてではなく、アデコのサービスに登録。外資系ということもあり求人数は比較的多かった。1社内定。

SDS

シンガポール在住の友人の友人ということで登録したサービス。最終的にはこちらで決まった会社に転職を果たした。

リクルートエージェント

国内求人数No.1のリクルートも外資系求人を取り扱っているとのことで登録。活動終盤だったのでサービス中断。


求人情報は「非公開求人」をとにかく提示しまくってもらった

退職してしばらく経っていたので焦りが少しはあったが、とにかく転職エージェントに「非公開求人」から求人を紹介してもらった。

その際に転職エージェントに依頼していた求人要望は以下のとおり。

  • 日本国内ではなく海外で働ける企業(できればシンガポール)
  • 経理系の仕事でジャンルは問わない
  • 日本人の就職者が数名はいること
「JAC」「リクルートエージェント」「SDS」と3つのエージェントに依頼していたこともあり、求人数自体は30,40程度はあった。

結果的には、10社に応募書類を提出することとなった。


応募書類も面接も英語だった

外資系への転職ということもあり、応募書類は「英語」だった。

常用英語なら経験もあったが、専門用語などを使うケースもあり、この点は履歴書を作成した後にエージェントやシンガポールの知り合いに見てもらい、問題が無いか確認してもらった。

転職エージェントのサービスでは、応募書類のフォーマットをもらえるのはもちろん、記載方法などのマニュアルも貰えたので作成自体はかなり楽だった。

最初は応募書類の段階で不合格だったが、最終的には3社を書類通過し、その3社とも内定をもらう結果となった。

面接対策にはやはり「模擬面接」が必須だった

外資系の企業を受ける際には、基本的に面接時は英語と聞いていたので、想定される質問に対しては一通りの回答を日本語と英語の両方で用意していた。

また、転職エージェントだけでなくネイティブの友人にも、履歴書のレビューや面接時の言葉の言い回しが正しいかのチェック、といった面接のロープレをお願いした。


最終的に就職したシンガポール企業との面接内容

わたしが受けた外資系の企業の面接はすべて英語だった。一時面接は直属の日本人上司と部長。最終面接はCFO(最高財務責任者)と人事部長との面談だった。

聞かれるようなことは、基本的には日系企業とは変わらず一般的なことだった。ただ、業種にもよるかもしれないが、前職で出した成果を「いかに数字でわかりやすく説明できるか?」ということに重きが置かれていたように感じた。

面接の内容と、自己PRで意識したことは以下の通り。

面接時の質問と回答
自己PRで話したこと
若い(当時25歳)がゆえに、なんでも学ぶ意欲があるということを前面に押し出しました。

具体的には、海外就職に至るまでに行ってきた勉強(英語、簿記)と、英会話学校での営業成績を具体的に数字に落として説明をするように心がけました。

Q1.シンガポールを選んだ理由は?
A1.東洋と西洋が入り混じった国際都市であり、英語圏という意味で生活しやすいと思ったためです。また友人がすでに数人シンガポールに就職をしており、生活をエンジョイしているのを見て、いいなと感じたためです。

Q2.海外就職について、ご両親や周りのご意見を教えてください。
A2.自分が納得した形で人生を送りなさい。という感じで、特に反対はされませんでした。

Q3.3年後、5年後、どのようなキャリアを描いていますか?
A3.国際的に通じるスキルを磨きたいです。ゆくゆくは、マネージャーも挑戦してみたいです。

Q4.個人主義ですか、チームワークを大事にするタイプですか?
A4.個人主義です。割と一人で行う仕事を好む傾向にはありますが、人助けは苦にはなりません。

Q5.過去に何かスポーツされていましたか?
A5.はい、していました。バリバリの体育会系出身です。

最終的に内定したのは3社。その中から選んだ1社の理由

「エアライン」や「商社」など、いくつかの業界をあたったが、IT業界が1番流れが早く、自分の成長を促してくれると思ってIT系の会社を最終的に選択。

面接官(実際の上司)との相性も良さそうと感じ、また、受けていたポジションが新しくチームを作るというタイミングだったため、できあがったチームに入るよりも面白そうだと感じたことも理由の一つ。

やはり、せっかく外国で働くのだから「チャレンジ精神」というのは必須だと思う。

海外の企業に転職して「良かった」ことと「悪かった」こと

転職して良かったのは、残業がとにかく減り、有休休暇が使える環境になったため自分の生活を楽しめるようになったこと。

また、理不尽なこと(前職では組織内での派閥があり、人間関係のしがらみが多かった)がなく、気分的にも楽になった。

ただ、外資系らしく、やはり毎年一定数のクビがあったため、成果主義というシビアな世界になったことはある意味で悪いと言える。

外資系企業の最大の問題「成果主義」は経理にも及ぶ?

最初のうちは経理業務だけで、そこでは比較的安泰だった。

ただ、担当が細かく個別に分かれていたので、「回収率」や「キャッシュフローの向上にどこまで貢献できたか」というようなことは、KPIとして社内で数値化されていました。

ここが悪いと、クビの対象にはなる。

また、途中で経理業務に関するプロジェクト(SAPの導入など)や、新規ビジネスの立ち上げに伴う法務、税務との協業、ということになっていたので、それができないのであればクビといった感じ。

嫌になって辞める人はいなくはなかった。


転職経験者が語る外資系企業への転職活動のポイント

外資系企業への転職を考えているなら、迷わず「転職エージェント」などの転職サービスをすぐ活用すべき。

自分から企業にアポを取って受かるなど、それは本当にごく一握りの能力を持った人間にしかできない。少なくとも初めて外資や海外企業を受けるのなら、海外での実績もないのなら助力を得るべき。

例えば、いきなり「Google」や「Amazon」などに行くのは難しいので、最終的にそれらの企業に行くための道筋を転職エージェントなどに相談してみることから始めたほうが確実。

自分から動くことも重要

外資系に限らず、転職活動を行うときには自分から動くことも重要だと思う。求人自体は自分ではどうしようもないので、転職エージェントに要望を伝えた後は待ちでいいが、それ以外のことは自主性も必要。

わたしの場合は、最初からシンガポールは2、3年と決めていた(事実、3年後に別の外資企業に転職)ので、その間にスキルになる仕事にするための準備(簿記やEXCEL)をしていた。

TOEIC自体は、とりあえず履歴書に書けるレベルでほしかったので、当時確か850ぐらいは取っていた。

また、転職エージェントからはもちろん、すでにシンガポールに就職していた友人たちからは相当情報を収集した。

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