【転活体験】24歳で製薬・医薬業界の同業外資系へ転職。JACを活用。

上司からの一言でモチベーション低下…転職を決意

前職では、生物由来医薬品の原材料の調達や納期調整などを行い、開発品の原材料の手配なども行っていました。また、納入仕様書の作成・締結業務も行っておりました。

1年間会社の基幹システムのプロジェクトメンバーとして業務を行っていました。導入時はかなり劣悪な環境での業務でしたが、やりがいを感じていました。

しかし、上司から1年間自分が作り上げたシステムを軽視する発言があり、モチベーションが上がらなくなりました。そのため、前向きな業務を行うことが出来る会社への転職を決意しました。




マイナビ転職などの転職サイトを利用して活動開始

転職活動は「マイナビ転職」という転職サイトを活用し、同時に「JACリクルートメント」という転職エージェントサービスを活用しました。最終的にはJACリクルートメントに支援していただいた外資系の製薬企業に内定しました。

わたしは20代前半での転職でしたが、JACは30代に特に強いエージェントサービスだったんですね。ただ、やはり外資系の企業求人は有名だったようで、求人の紹介は豊富でした。

転職希望先はとにかく「医薬・製薬業界」が外せなかった

わたしは医薬系の業界自体は好きでしたし、プロジェクトに関わったりとその仕事自体は好きでしたので、あくまでもっとレベルアップができるような同業系企業を志望していました。

  • 業務内容が大きく変わらないこと。医薬品業界でいたので、他の業界ではなく、同じ業界で幅広く業務を行えること
  • 福利厚生が充実していること(住宅手当や家族手当、通勤手当などの有無)
  • 給与が元々の給与と同等以上であること

転勤などには特に抵抗はありませんでした。転職ごは年収も450万円⇒500万円と、50万円ほどアップしました。

在職中に転職活動を実施。応募した会社は10社

詳細は後述しますが、転職活動には4ヶ月ほどかかりました。正直苦戦したとは思います。退職交渉自体は、例の上司への報告でしたが特に大きく揉めることも無く退職できました。

わたしが若手だったこともあり、引き継ぎには特に時間は掛かりませんでしたし、上司との関係が微妙になっていたのも何となく気づいていたようです。

転職活動の結果
【応募会社数】10
【書類通過数】5
【一次面接通過数】1
【内定社数】1




応募書類にとにかく苦戦「書くことがない…」と悩む

転職活動を行う際の大きな壁が応募書類です。職務経歴書・履歴書を作成する際に、まだ経験が浅いこともあり、記載する内容が非常に限られていました。そのため、面接よりも書面審査を通ることが少なく、自分の経歴や経験のなさを痛感しました。そのため、まだ仕事を続けてキャリアにハクをつけた方が良いのかなと感じることが多かったです。

経験不足と判断されることも多く面接も苦戦

年齢が若かったこともあり、面接まで進んでも即戦力を希望する会社のニーズには合わず、不採後にエージェントにその理由を聞くと「2~3年してから」という返事が多かったとのことでした。また、他業界への転職も検討しましたが、業界平均の待遇の違いから条件の絞り込みに苦労しました。

やっとマッチングした企業に採用!面接も好感触だった。

苦戦はしましたが、1社とものすごく波長が合って転職することができました。面接の質問と回答は以下の通りです。

面接時の質問と回答
Q1.なぜ当社なのか?
A1.医薬品と言っても価格競争が激しいため、購買という業務の重要さをより感じることが出来るかた。また、他のメーカーと異なり、製品群が多く、業務の中で学べることが多そう。

Q2.なぜ転職しようと思うのか?
A2.以前の会社は保守的で挑戦することの面白さを感じなかった

Q3.お酒は飲めるのか?
A3.飲める

Q4.知的財産に関して知識はあるのか?
A4.知的財産管理の資格を有している

Q5.語学はどうなのか?
A5.現在英語を勉強中

自分という人間を見直す機会にもなって転職してよかった

転職して良かった点は、自分の市場価値やスキルアップへの関心が高まったことです。自分のことを掘り下げて、自分の立ち位置を再確認することで、自分に何が必要なのかを感じ取ることが出来るようになりました。

転職した後の唯一の悩みは、仲間を作るのが難しいことです。(新卒であれば、同期などがいるため。)

求人と出会う運もあるがターゲットを絞ることも成功への道

たまたまですが、自分が行っていた医薬品の購買業務に絶対人数が少ないので、人材として競争があまりなかった。また業界全体が大きく伸びていたので、その波にうまく乗ることが出来たこと、会社の基幹システムのスキル・経験を生かすことの出来る会社が多かったです。

業務を行いながら、転職活動を行う場合、あまり時間を多くは確保できません。そのため、検討する条件や会社をある程度絞り込むことが重要です。手広くするよりも自分がどうしたいのかを考え、5社以内で勝負すると決めた方がいいかと。

そのためにも、転職エージェントには自分の希望はしっかりと伝えて、余計な求人情報は入らないようにしておくことが重要です。