【保育士の転職体験談】21歳で子どもを大切にする保育園を目指して奮起

保育園に就職して1年ほどでの転職活動で苦戦




転職前後ともに保育士として保育園に勤務

転職前は保育園で子供の保育に携わっていました。転職後はちょっと離れた別の保育園で同じ保育士として働いています。

性格は真面目ですが正義感が強すぎるというか、上司であっても間違ったことをしているとついつい指摘してしまいます。後は気が短いと思います(子どもには気が長いほうです)。

保育園の子どもに対する接し方の方針が合わなかった

自分が思い描いていた保育とはかけ離れ、子供の自主性を尊重せず、行事に追われてやっつけ仕事のように毎日過ごしていることが嫌で、子どもたちも日々やることにおわれて、自由にのびのびできることがほとんどない園の教育方針が嫌になったから。

「保育士コンシェル」のサービスを使用して転職

最初は知り合いの紹介などをツテに探していましたが、忙しさもあってなかなか見つかりませんでした。

ですので、保育士コンシェルというサービスを活用して転職活動を行いました。「地域」や「職種(わたしは保育士)」などを入れると求人状況が確認でき、他にも給与や休日などの細かい条件が設定できました。

特に忙しい時は電話するのも苦痛だったので、LINEを活用したりしながら何とか転職先は見つかりました。

転職先の保育園への希望はとにかく「子ども第一」であること

前の保育園が嫌だった理由は前述の通りです。

新しい保育園には子どもを優先して、大人の勝手な都合で行事や発表会などを開催して無理をさせることが無いような所に勤めたいと伝えました。

  • 保育関係の仕事であること
  • 子供が行事におわれることなく、のびのびと過ごせる教育方針であること
  • 仕事量に合った給料をもらえ、激務ではなくて、きちんと残業代が支給されること

転職に際しては、前職と近い所や関係がありそうなところは嫌だったので、通勤距離が少し遠くてもいいと考えていました。

年収は前職に比べて増え、「月収17万円→19万円」にアップしています。

転職活動は心が折れそうになりながらも半年で終了

転職活動は後述しますが半年かかって何とか終了しました。精神的にかなり追い込まれるときもありましたが、転職サポートにもお世話になりながら乗り切りました。

退職交渉は、人手不足なことはもとより、せめて担当していた中でも特に親しげに接してくれた子ども達のことも考えて、3ヶ月ほどの期間がかかりました。

転職活動の結果
【応募会社数】3社
【書類通過数】2社
【一次面接通過数】1社
【内定社数】1社




面接試験の時間調整に苦戦して遅刻で1社不合格

日々激務で休むこともできないので、いいなと思ったところの試験や面接に行けなかったり、転職活動にあてる時間の確保が大変でした。

求人を見ることは通勤途中や、夜中にでも見れるが、いざ面接に行くとなると休みをとらなければならないが、日々の業務の忙しさからなかなか休みもとれず、面接にいけなかったり時間に遅刻したりすることもありました。

遅刻した保育園に関しては、それだけが理由では無いとは思いますが不採用となってしまいました。

また転職と日々の業務の忙しさからストレスで体調が崩れやすくなり、転職活動も億劫になっていき、更に転職活動期間が長くなりました。

内定した保育園にはきちんと下見を実施した

採用試験の面接の前には、実際に希望して保育園の下見を行いました。下見をしないで転職する人もいるらしく、流石にそれはあり得ないと思いました。

質問された内容で覚えているのは以下の通りです。自分の希望とする部分はしっかりと伝えきれたと思います。

面接時の質問と回答
Q1.何故この園で働きたいですか
A1.見学させていただき、子どもたちがのびのびと過ごせる環境に惹かれたから

Q2.どうして保育士になろうと思いましたか
A2.子どもたちと接することが楽しくて、子どもが笑顔だと自分も嬉しいし、悲しそうな時は何とかしてやりたい気持ちが強いから

Q3.ピアノは得意ですか
A3.得意ではないですが、頑張ってレッスンを受けています

前の保育園より忙しさはあるが充実感は上がった

新しく入った保育園は、満点では無いですが、子どもも元気で、前職の日々精神的に辛い業務から開放されてストレスが軽くなりました。

ただ、雑務の多さは前の園より目立ち、残務に追われて休日まで持ち帰る仕事があって休みなのに仕事をしなければならないという点はあります。

新卒の応募者もいたが経験をうまくアピールできた

実技試験で、前の園での経験を生かすことができたので、新卒の応募者さん達よりは経験の差から実技の点数がよかったのだと思います。

他には面接官に対して笑顔で対応することができたので評価がよかったと、後から聞きました。やはり笑顔は大事です!