27歳不動産デベロッパー転職

23歳でドラッグストアの販売員から医療事務職へ未経験転職

今回の転職体験談の主人公は27歳の男性。前職は不動産デベロッパーで営業と事務の仕事を4年間経験していました。

27歳で初めての転職でしたが、転職先は不動産デベロッパーの同業他社で、自身のスキルアップを目標とした転職でした。

不動産デベロッパー 営業・事務
【転職後】不動産デベロッパー 企画・営業



不動産デベロッパー転職体験1

不動産デベロッパー転職体験2




不動産デベロッパーとしてステップアップのために転職を決意

前職の不動産デベロッパーは、新卒で入社して以来4年間、商業施設の現場最前線で働いてきた中で、5年目に会社の中枢と言える経営企画部に異動しました。

そこでは現場で感じていたことや起こっていることに目を向けず、自分の保身に走る経営層の姿を目の当たりにすることになりました。

会社のビジョンや業務内容には不満はなかったが、この会社では自分の成長スピードが滞ってしまうと感じたため、もっと成長できる会社を求めて転職を決意しました。

前職の不動産デベロッパーの営業・事務の仕事内容

大手不動産デベロッパーにて、商業施設の運営管理に4年従事した後、経営企画部に異動となり、主に経営会議の運営と事業性の事前チェック、新規事業立ち上げに関わっていました。

転職後の不動産デベロッパーの企画・営業の仕事内容

地方中核都市やアジアにおける再開発案件の商業施設部分のプランニングと、地方の運営施設におけるテナントリーシングやリニューアルなどのプランニング、契約関係の仕事に従事しています。

27歳で初めての転職活動はリクルートエージェントに依頼

今回が初めての転職だったので非常に不安で、誰かにアドバイスをもらいながら進めたかった事もあり、求人数と実績が豊富だったリクルートエージェントを利用しました。

登録してすぐにリクルートエージェントの事務所に出向き、対面で面談を実施しました。自分では見つけられない募集情報(非公開求人)も提示してもらえて選択肢が広いことを実感しました。

リクルートエージェントを利用して助かったこと

転職して今勤めている企業の情報は、実は他の2社から内定が出たところで急募として入ってきた情報でした。しかし、エージェントの方が私にぴったりの案件だと感じたそうで、ぜひ受けてみてはどうかと勧めてくれました。

エージェントがいなかったら今の会社の募集情報には気づけていなかったと思います。

リクルートエージェント


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転職では不動産開発職はそのままに成長を感じれることを希望した

前職の不動産デベロッパーという仕事自体はやりがいもあって好きだったので、同業他社でもっと充実できる仕事を希望しました。

  • 不動産開発(前職と同じ)に関われる仕事であること
  • 自分が成長できる環境を与えてくれること
  • 給与が転職前を下回らないこと

転職先は業務内容が地方再開発という一番興味のある分野で、この分野を手がけている会社は他になくオンリーワンの存在だと思って入社を決めました。




不動産開発絵系の企業3社から内定を取得

転職活動は在職中に行いました。応募企業の採用面接がどこも平日限定だったため、そのための休暇を調整することが非常に大変でした。

また同業界での転職ということもあり、社内の人にバレないよういかに立ち回るかも大変で、誰にも相談できないことはとくに辛かったです。

【応募会社数】5
【書類通過数】4
【一次面接通過数】4
【内定社数】3

退職交渉は1ヵ月ほどで円満退職だった

退職交渉には引き継ぎも含めて1ヵ月ほど掛かった。

会社や業務内容に不満があると伝えてしまうと環境改善で引き止められてしまう可能性があると思ったので、とにかく新しい会社でやりたいことがある、その意志は固いからということを伝え続けた。

採用面接は自分がやりたいことを明確に伝えることに努めた

今回の転職は前向きなもので、自分がやりたい事も明確でした。採用面接では、私がやりたいことはもちろん、会社に対してどのような貢献ができるかも伝えるようにしました。

Q1.これまでに経験してきた仕事の内容とポリシー
商業施設の運営管理をやっていたが、販売促進・売上管理から契約、リニューアルのプランニングに至るまで全てを経験した。不動産は開発ではなくその後の何十年という運営に意味があるので、運営をしっかりみていくべきというのがポリシー。
Q2.なぜ今の会社から転職しようと思ったのか?
自分をもっと成長させてくれる企業に勤めたいと感じたから。
Q3.転職先の会社のどこが気になって応募してきたのか?
地方をどのように再生するかが日本の成長の鍵になると思うので、そこを重点的にやっているところに興味を持った。
Q4.まちづくりに対するビジョン、どのようにしたら地方を再生できると考えるか?
その街に暮らす子供達が将来戻ってきたいと思える街にしないと、持続的な成長はありえない。子供をファンにする街であるべき。
Q5.転職して叶えたい夢は何か?
郊外出身なので、地方のまちづくりで得たノウハウで地元を活性化したい。

転職後はやりたい仕事ができステップアップを実感できている

転職後は仕事の自由度が上がった。また、都心部ではなく地方中核都市の役割を考え、行動することができる仕事なので前職よりも視野が広がった。年収は550万円→600万円程度に微増した。

転職前の会社は福利厚生が業界でも随一のレベルだったので、給与水準は上がったものの生活レベルとしてはあまり変わらなかった。

27歳での転職がうまくいったのは自分の前向きな姿勢を示したから

同業他社とはいえ転職が上手くいったのは、何か仕事上の不満があるというマイナスの転職ではなく、自分が成長できる環境に行きたいからというプラスの転職であるということを前面に出したため。

また、地方再開発を通じて地元の活性化を実現したいという、自分のやりたいことを明確にかつ具体的に伝えられたからだと思う。

まとめ:ステップアップ転職をするには

今回の転職体験談は、これからスキルアップなどを検討している人にとってかなり参考になる体験です。

ステップアップやスキルアップといった目的を持った転職の場合、採用側は「ある程度経験したら、また辞めてしまうのではないか?」と少なからず考えます。

採用面接の場では、以下のことに注意しながら自分の気持ちを伝えるようにしましょう。

  • スキルアップといっても「具体的にどうなりたいか?」をきちんと示す
  • 会社に対して自分が成長することでどのようなメリットがあるかを伝える

採用側もボランティアでないので、自分を採用することでどのようなメリットがあるか伝える必要があることを忘れないでください。