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仕事に対しての向き合い方について悩む人は多いのではないでしょうか?自分が勤めている会社や業務などが「向いていない」と感じていると、悩みも深くなって仕事に苦痛が伴います。悩み続けていれば、仕事に対するストレスも溜まるため能率・効率も落ります。
最悪の場合は業務への意欲の無さが原因で、職場での評価も下がり、さらに「仕事が向いていない」と考える負のスパイラルに陥ります。
人によっては、会社の人から「この仕事向いてないんじゃないの?」と言われたこともあるかもしれません。(これはパワハラに当たります)
仕事を気持ちよく続けるためにも、今のうちに向いていない仕事について、原因を導き出して対策を考えましょう。
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注意詰め込みすぎたのでちょっと長いです(汗)お時間ある時にご覧ください(_ _)
退職や転職は大きな転機にもなるため、期待と同時に不安もあるでしょう。これまでの退職者・転職者の悩みなどのデータを確認して、決断する前に少し冷静になってみましょう。
仕事が向いてないと感じる人はどれくらいいるのか?
仕事に向いていないと思うのはなぜ?
ベタだけどやってる人は少ない「業務の棚卸し」
自分が健全な精神状態にあるのか確認する
人に不向きな理由を確認する
今の仕事に向き合うための10の方法
【1】その仕事のこと本当に理解してますか?
【2】他の人はあなたのことを分かってくれてますか?
【3】仕事に対する不満が愚痴レベルになってませんか?
【4】「それ」得意なことじゃないのでは?
【5】その仕事の悪い面ばかりに目がいってないですか?
【6】自分の市場価値って調べたことありますか?
【7】仕事のことばかり考えてしまっていませんか?
【8】新たな気づきを得る簡単な方法
【9】近視眼的に日々を過ごしていませんか?
【10】失敗続きになっていませんか?
仕事が向いていないと感じている人の割合
働く上で、どれくらいの人が仕事が向いていないと感じているのでしょうか?
厚生労働省が定期発表を行なっている『雇用動向調査』では、転職入職者を対象に「前職を退職した理由」を調査しています。その結果の中から、仕事が向かないと感じて退職した人の割合を確認してみましょう。
グラフの中で、仕事が向いていないという理由に近い項目は以下の2つです。
- 仕事の内容に興味を持てなかった
- 能力・個性・資格を生かせなかった
注意「その他」の退職理由については割愛しております。
結果を見ると、20代から30代は12,3パーセント程度、それ以外の年齢でも10パーセント前後の人が、仕事が向いていないという理由で退職した事が見て取れます。
その仕事が自分に向いていないと感じる理由を探そう
仕事が向いていないと感じるということは、仕事や自分に対して何らかの不安や不満を持っている状態です。そのような精神状態で仕事を続けてると、ストレスを溜めかねません。
まずは、「どうしてその仕事が向いていないと考えるのか?」ということを掘り下げていきましょう。
自分の仕事を「棚卸し」!好き嫌いの理由まで掘り下げる
仕事に対する不安や不安をハッキリさせるために最初に実施すべきなのは、「仕事の棚卸し」です。これは自分の仕事のレベルが変わるごとに実施していくことをオススメします。
下記のようなチェック表形式でもいいですし、ノートに書くのもありです。とにかく実施することが重要です。
自分の経験やスキルが向上すれば、今まで難しかった仕事も楽になります。ただ、現状の自分にとって、レベルが高すぎる仕事は苦労や失敗も増えてストレスとなります。
「仕事の棚卸し」をすることで、現状の自分にとって「過負荷になっている業務」がどれくらいあるのか見つけることができます。同時に、向上心が高い人にとっては「自分には物足りない仕事」を確認することもできます。
仕事の「好き」「嫌い」まで分類する
業務の棚卸しを行う際には、その仕事の好きなところや嫌いなところまでメモをしてみましょう。
- 仕事の好きなポイント
- 自分のスキルアップにもなる
○さんの役に立てる
簡単でやりやすい
職場から離れられるので気分転換になる - 仕事の嫌いなポイント
- 簡単な割に時間がかかる
夕方からじゃないと設備が使えない
その部署の上司が怖い
ただのルーチン業務で刺激がない
このように、とにかく好き嫌いの理由をあげていくと、自分が今の仕事に求めていることまで見えてきます。
- 誰かの役に立つ仕事は好きだ
- ただの繰り返しの単純業務は嫌いだ
など、自分が何を欲しているかを見直すこともできるので、どういった形であれ「仕事の棚卸し」は定期的にやってみましょう。
うつ病など精神的に余裕がなくなっていないか確認する
仕事について掘り下げていくのも重要ですが、自分の今のストレス状態をチェックすることも重要です。
精神的に落ち込んでいる時には、物事をマイナス方向に受け止めやすくなります。うつ病などの重大な病に近い精神状態でないのか、確認することも大事なのです。
個人でも受けられる、厚生労働省のこころの耳:ストレスチェックプログラムなども活用してみましょう。自分のストレスレベルはもちろん、そのストレスを解消するためのアドバイスも受けることができます。
あなたはメンタルヘルスについて意識したことはあるでしょうか? 精神的に大丈夫と思っていても、実はかなり追い詰め …
人から不向きだと言われたら、遠慮なくその理由を確認する
仕事が自分に向いていないという自覚があって、理由もわかっているならいいのですが、もしも人に「向いていない」と言われたならば、遠慮せずにどこが向いていないか確認しましょう。
相手はただのノリで言っていたり、上司の場合はミスを指摘したついでに言ってしまういうこともあります。上司の場合はパワハラにも該当する内容です。
人に言われたことによって、自分でも過度に意識してしまうことにもなります。言われて終わりにするのではなく、人から見てどう向いていないのかを聞きましょう。
その会社や仕事を辞めてしまうならいいですが、今後も続けていくのならば早めに”シコリ”を解消しておくべきです。
向いていないと感じる仕事との付き合い方
今の仕事を「向いていない」とバッサリ切って辞めることは簡単です。ただ、そのままでは今後の仕事でも同じような向き合い方となってしまい、解決できなくなる恐れがあります。
ここでは、「自分に不向きと感じる仕事」とどのように向き合えばいいのか?その方法について紹介します。
【1】仕事のやり方をしっかり理解する
仕事が自分に向いていないと判断してしまう要因として、実は仕事のやり方をしっかり理解していないこともあります。簡単であったり業務を自然にこなせるレベルの仕事に対しては、人は嫌な印象は持ちにくいものです。
「よく仕事をわかっていない」場合は、とっつきにくさもあって、その仕事が向いていないと感じるようにもなります。
苦手な仕事をこなすためには、効率的にできる方法を見つけることがコツです。自分一人で抱え込まずに、上司に相談したり与えられた仕事の意味を確認しましょう。
自分に向いているか向いていないかは第一印象で決めていることも多く、物事の本質を知ると、それほど嫌ではなくなることもあります。
向いていない、または苦手に感じることは、ただやり方を習得していないだけかもしれません。繰り返しを大切にして、自分なりにスキルアップを意識してみましょう。
どこまで突き詰めるかは本人次第ですが、自分に向かないと判断する前に、もっと楽しく仕事ができるように頭をひねるのも重要です。
【2】苦手なことは周囲にアピールする
自分に向かないと感じている仕事には、実は以下のようないくつかの特徴があるかもしれません。
このような仕事上の問題は、一人で悩んで抱え込んでも解決しにくいもの。苦手なことやできないことは周囲にアピールしましょう。
周囲に仕事で困っていることを相談することで、自分にとっての苦手意識をサポートを受けながら取り除く事ができるというメリットがあります。徐々に楽に仕事がこなせるようになってくれば、やりがいも沸いてきます。
知らないことを質問できる人は、仕事の覚えも早く学習力が高いという特徴があります。いくら自分に向いていないと判断している仕事であっても、まずは得意な人にやり方を教えてもらえばいいのです。
知識や経験を高めると仕事に対する意欲も向上していくという効果があります。辞める決断をする前に、一度「相談」してみてください。ただし、「適度さ」は忘れないようにしましょう。
【3】仕事の不満を文字にして書き出す
「自分にはあっていない仕事」と、頭の中で漠然と感じていても、実際には何が問題なのか明確に答えを出せないのではないでしょうか?
そこで、仕事に不満を感じるときは、紙に「向いていない理由を書き出す」ことを行いましょう。書き出す事で、漠然とした問題を認識して、脳が改善策を見つける方向に切り替わります。
- 業務内容が好きになれない
- 人間関係がうまくいかない
- 自分はもっと複雑な仕事がしたい
- 給料が少ない
などといった問題を抽出することで、対応策を考えることに集中できます。この時、不満や向いていないポイントについては、制限を設けずに思いつく限り書くようにしてください。
仕事に対する不満は我儘(わがまま)が多いかもしれませんが、それ以外の理由が見つかる可能性もあります。何も深掘りしないうちに、向いていないと判断することはやめてください。まずは原因を解明して対策を考えましょう。
現状を変えたいならば、まずは行動を起こすことが大切です。愚痴をこぼしているだけでは何の変化も起こりません。
「仕事の不満点や向いていない理由をリスト化する」という行動を起こして、業務への向き合い方を少しづつ改善させましょう。転職などを考えるのは、それからでも遅くはありません。
【4】得意分野で力を発揮させることに力を注ぐ
自分に向いていないと感じる仕事だからといって、決して人に評価されない事はありません。まずは自分の得意分野で力を発揮して、職場でもっと評価されるように行動してみましょう。
自分に向いていない仕事を与えられていると感じる場合は、自分のスキルを活かせる仕事に変えてもらうことも方法の一つです。得意なことをアピールして、自分の自信につながる業務の枠を確保しましょう。
ただ、仕事にも変化はつきものなので、いつまでも得意分野だけで活躍できるとは限りません。職場は自分の生活のメインの場所であり、知識や経験を積むためにもとても大切な環境でもあります。もっと得意なことを増やせるように、自分に対するチャレンジとして頑張ることも重要です。
新たに資格を取得したり、昇給に向けて試験を受けるなど意欲的に取り組んでみましょう。
【5】仕事の中にある「プラス面」を探してみる
自分に向いていない仕事をしていると、あらゆるものがマイナスに見えてきます。また、実際に仕事でもミスが増えるなど、やる気がさらに失われる負のループに陥りかねません。
向いていない仕事に向き合う時は、「仕事のプラス面を考える」ことを念頭に置いてみましょう。「プラス思考になれ!」というわけではなく、今の仕事の中にある「プラスの面」をピックアップするのです。
仕事を多角的・客観的に見ることで、自分がこれからも人生を掛けられる仕事なのかを見極めていくことが大切です。
- 仕事を通じて自分にとってどんなメリットがあるか?
- 業務の中で楽しいと感じることは何か?
- 自分は何のために、誰のためだから頑張れているのか?
など、プラスにつながる点に着目して、一歩引いた目線から自問自答しましょう。誰でもマイナス方向の見方をするほうが楽です。プラスに転換するためにはエネルギーを使うのですが、自分の人生を少しでも幸せに過ごすためにも、プラス面に目を向ける事は重要です。
仕事で挫折する前に、もっと意欲的に良い面を探してみましょう。すると、嫌だと思うことの影に魅力的な点も見えてくるようになります。
【6】転職活動をしてみて自分の価値を調べる
どうしても今の仕事が自分には向かないと感じるときは、新たなスタートとして転職するのも方法の一つですが、「嫌だから辞める」と簡単に判断する前に後悔しないような行動をしましょう。
自分の市場価値を見定める意味でも、転職をしたい気持ちが強い時には実際に活動をしてみて、自分の今後を考えてみましょう。他の会社のことを知ることで、改めて自分の仕事を見直す機会にもなります。
転職活動といっても、本当に転職する必要はありませんし、自分のキャリアや性質を掘り下げてみることは、違った角度で物事を捉えるきっかけを与えてくれます。
また、「転職をしてやる」と心の中で決めて行動すると、現状が突然違ったものに見えてくることがあります。「どうせ辞めるから!」と考えることで、悩みから解放されて安心感が湧いてくることさえあるのです。
気持ちに余裕が出てくると、「今まで言えなかった」「できなかった」ことができてしまったり、今まで見えなかった仕事の楽しさが理解できるようにもなります。
模擬的な転職活動、オススメの手法です。
【7】プライベートの時間を充実させる
仕事は、週末の休みでの気持ちのリセットがあるからこそ、やる気が湧くものです。仕事以外の時間が充実していないと、いつまでも仕事の延長のような生活が続きます。自分に向かない仕事を頑張る為には、休日の過ごし方も工夫しましょう。
プライベートが楽しくなると、仕事にも目標が持てるようになります。「次の休みに向けて頑張ろう!」と意欲が湧いてくるのです。
しかし、休みの日も1日寝て過ごすだけでは時間の無駄。日頃できない運動をしたり、趣味の時間などで充実させましょう。アロマや瞑想など、リラックスする時間を過ごす事も、メンタルヘルス上は重要です。
また、生活習慣を規則正しくしたり、食生活での栄養バランスを整えるなど、健康生活を意識することも精神衛生上は必要です。
「やる気が出ない」「仕事が好きになれない」などの悲観的な気分は、プライベートで十分楽しんでエネルギーをチャージすることも改善に繋がります。オンとオフの切り替えを意識しましょう。
【8】仕事の「向いている点」「不向きな点」を人に伝えてみる
「3.仕事の不満を文字にして書き出す」は自己完結にウェイトを置いています。それに対してこの対策方法は、相反する方向から仕事を見て、さらに「人に伝える」ことを行います。
「人に伝える」のはアドバイスを求めるためではありません。人に悩みを伝える際には、自己分析をした後に、咀嚼してわかりやすく説明できるように変換を行います。その咀嚼によって、自分の状況をさらにわかりやすく認識することができるのです。
また、現状を分析して人に伝えた後に質問を受けてみることで、今まで自分が考えていたことに対する不足点や新しい考えを、その場で思いつきます。これはどんなケースであれ、ほぼ確実に何らかの新しい発見・気づきを得られます。
そして、新しい気づきを自分の思考に落とし込み、向いていない仕事への解決策などを考えることができるのです。「人に話してみる」ことは、仕事について考える以外にも様々なシーンで活用できるので、一人で思考のブラックホールに落ちる前に、身近な人に話をしてみましょう。
【9】将来のための勉強期間として意識する
どのような仕事であれ、そこからは様々な経験を得ることができます。向いていない仕事であれ、必ずその経験は他に活かすことができるので、その仕事を続けながら次へと活かすための経験を積む場と考えて行動しましょう。
物事は「見ようとしなければ見えない」ことが多くあります。今まで何気なく行っていた仕事であっても、その中から「○に役立たないだろうか?」「あれ?△につながっているぞ」というように、意識して見方を変えることによって、さまざまなことが見えてきます。
自己分析をした後、「自分が今後何をしたいのか?」を漠然でも決めて、現在の職業で「学べることは意識して学ぶ」ようにしましょう。自らの意識の切り替えの差が、今後のあなたの仕事人生で「向いていない仕事」を二度としなくていいような行動へと導いてくれます。
そして、その考え方が、今の向いていない仕事との向き合い方を変えてくれるのです。
【10】向いていない仕事の中で成功体験を積み上げる
何としても今の仕事を続けるための、ある意味”最終手段”といった方法になります。今の仕事が向いていないと感じるのは「仕事がうまくいっていない」ことも考えられます。つまり、「失敗が多い」ことや「何をやってもうまくいかない」という状態が、仕事が向いていないと思わせている可能性もあるのです。。
仕事に対するモチベーションを上げる最も良い方法は、「成功体験をする」ことです。成功体験を積むことで、自己効力感が高まり次の行動を起こすエネルギーとなります。
上司や先輩がうまく仕事をコントロールして、あなたに成功体験を積ませるのがベストなのですが、そのような環境にないこともあります。となると、自分からそういった成功を積み上げる行動をする必要があります。
上司や先輩に相談して、仕事について相談をするのはもちろん、自ら仕事の成功の基準を細分化・段階化することで、受け止め方を変えることもできます。
これは、ギリギリまで向いていない仕事に向き合ってみたいと考えている人向けの方法です。小さくてもいいので成功を掴み取ってみましょう。
まとめ:向いていないと感じる仕事との向き合い方
今の仕事が向いていないと感じていても、社会人として仕事を続けていく以上は、経験から学び取って成長していくことも必要です。「その仕事が向いていない」という理由で、全てをシャットアウトしてしまうのではなく、以下のことをまず実施してみましょう。
- その仕事の本質を理解する
- 何が自分に向いていないかをブレインストーミングする
- 自分にとってプラスの面を考えてみる
これらの、仕事に関する「自己分析」をまず実施して、問題点と解決策について「人に話す」ことを実施してください。そこで、積極的に質問を受けてみることで、違う考えが思い浮かびます。
それでも「向いていないから無理」という場合は、転職をしたり部署替えを相談して今の現状を変えることもできます。可能性がまったく無いわけでは無いのです。
仕事に関しては、自分の思い通りにならないこともあり、我慢が必要な時もあるでしょう。そんな環境の中で、どこまで耐えて学び取るのか、慎重に計画を立てて、一時的な感情で行動をしないように注意してください。