30代の転職理由

30代が転職する理由を参考に自分を振り返ろう

30代で転職を考える理由や、転職の目的は人によって違います。

  • 長年溜めてきた不満の解消
  • 自分が求めるものと会社での生活のズレの改善
  • 30代以降のキャリアへの不安
  • 突然のライフイベントの発生

ここでは、転職サイト「doda」や厚生労働省の調査結果をもとに、30代が転職を考える理由について紹介します。

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サービス名
求人数
特徴
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女性の転職type
1,266
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ビズリーチ
42,656
30代以上に特化した転職サイト

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30代の転職理由に関わるデータ引用元

30代の転職理由については、dodaのHPで紹介された『転職理由ランキング2018』と、厚生労働省『平成30年雇用動向調査』から、とくに該当者が多かった転職理由を抜粋して紹介します。
注意『雇用動向調査』のデータは、厚労省による再集計が終了した最新版データです。(2020年3月19日時点)




【1】人間関係に問題があった

30代に限らずに幅広い年齢で、退職や転職の理由となっているのが、職場における「人間関係」の問題です。

会社の規模に関わらず、働く以上は人と関わることが少なからずあります。そのような中で、対人関係のトラブルといえば以下のようなことが代表例として挙げられます。

  • 自分と価値観が合わない人の存在
  • パワハラやセクハラをしてくる
  • 自分の言うことを聞いてくれない
  • 特定の人ばかり評価されたりチヤホヤされる

例え入社直後は良好な人間関係であっても、仕事の責任が上がることで接しにくくなる人が出てきたり、外部から新しい人が自分に合わないということも起こります。

人間関係については自分では如何ともしがたい状況に陥ることが多く、結果的に自分がその会社を去ることでしか問題を解決できない事態に陥りやすいのです。

【2】他にやりたい仕事がある

30代の転職理由2位は、「他にやりたいことがある(現職以外の未経験職を含む)」という理由です。

30代までにキャリアを積んできた中で、多種多様な価値観に触れ、他にやりたいことが見つかるということも十分にあり得ます。

30代から未経験職を目指す人も多いのは事実です。30代前半ならば、未経験職への転職も30代後半の転職に比べれば可能性も高く、トライする人も多いでしょう。




【3】会社の将来性に不安がある

会社の将来性は、雇用の安定性にも関わる重要な問題。自らが満足のいく生活を送るのはもちろん、結婚して家族を養う上でも重要です。

また、将来性がない業界では業務の縮小などにもつながり、仕事への満足感の確保も難しくなります。成熟期を過ぎて衰退期に入っている中小企業などの場合は、将来性に不安が出てくるのも頷けます。

【4】給与(年収)に不満がある

30代になると、所属している企業における、おおよその生涯年収も見えてきます。自分の現状はもちろん、今後希望する生活レベルを満たす水準の年収かどうかは重要です。

厚生労働省のデータでは、30代前半や30代後半の転職でも4割近くが年収アップを果たしているので、転職で年収アップを目指すことは重要な目標です。

【5】残業が多い、休日が少ない

残業や休日出勤の多さなど、職場環境や労働環境に関わる転職理由は、dodaや厚生労働省の調査の双方で30代の転職理由の上位にランクインしています。

「働き方改革」が進められてはいますが、仕事自体が減らない状況に置かれている場合もあり、残業や休日出勤の改善は難しいのが実情です。




【6】専門的な知識や技術力を習得したい

30代の中堅社員となると、自らのキャリアを振り返る時間を設け、今後の自分のキャリア設計と向かい合う必要があります。

  • マネジメント職として管理職を目指す
  • 専門職として専門分野の知識や技術を活かすポストにつく

いずれの場合も、30代のうちに専門的なスキルを磨くことは重要なのです。30代から40代で直面するキャリア中期の危機への備えを忘れないようにしましょう。

【7】U・Iターンしたい

30代まで地元を離れて仕事をしていると、自分が故郷に戻ることができるタイミングが徐々に減っている事に気づきます。

とくに、本社やグループ企業の事業所が地元や行きたい土地に無い場合は、同じ企業に勤めている限り、U・Iターンはほぼ不可能となります。

地元にUターン転職したり、希望の土地にIターン転職するならば、30代という年齢は絶好の年齢とも言えます。

ライフイベントが発生することも

30代になると結婚や出産などの生活の変化はもちろん、両親の介護や看護が必要になるといった「ライフイベント」も発生しやすくなります。

突然のUターン転職の大きな理由となることもあるのです。

【8】幅広い経験・知識を積みたい

30代まで仕事をしてくると、ある程度今後自分が担当するであろう業務の範囲がわかります。今の会社ではこれ以上の経験を積めないという気持ちが湧くこともあるでしょう。

事業規模が限られていたり、異動が難しい企業に所属している場合、転職によってもっと今よりも高いレベルの仕事をしたくなるのも当然です。




【9】会社の評価方法に不満がある

会社の人事考課は昇格や昇進に関わります。30代まで働いていれば、以下のように会社の評価に納得できないことも多いでしょう。

  • ボーナス査定B評価!なんで!?
  • 何であいつが昇進するんだ?
  • こんな難しいプロジェクトをこなしたのに昇格しないのか・・・

人事考課は会社による定めがあるため、自分では変えることもできません。評価制度に不満があれば転職も一つの選択肢なのです。

【10】業界の先行きが不安

会社の将来性に関連性しますが、業界自体が下り坂であったり下降に差し掛かっている状態では、将来の雇用や収入の安定性が確保できません。

30代になれば顧客やライバル企業の情報などから、業界の将来性を実感できます。くだり坂に入る前に転職でキャリアアップするのも重要です。

【11】市場価値を上げたい

30代に限らず、転職では「市場価値」という考え方は重要です。「市場価値」は基本的に相対評価です。自分の経験やスキルが人材市場の中でどの位置にあって、それに見合った年収をもらえるかということです。

市場価値を上げるには「大企業や有名企業に転職する」「評価が高い経験やスキルを積む」ということが重要になります。自分の市場価値は転職サイトや転職エージェントで求人を探すことでも測ることができます。




【12】有期労働契約の契約満了

30代に限らず全年齢で上位にくる転職理由として「契約期間満了」があります。

派遣職などの有期労働契約の労働者数は以前に比べて減少しているとはいえ、働く自由度の高さなどから有期労働契約を望む労働者も一定数います。

無期労働契約へのハードルがグッと下がった

2013年には、法改正によって「平成25年4月1日以後」の有期労働契約は、「有期労働契約が通算で5年」になった時点で、労働者が申し込むことで「無期労働契約」へ転換されることになりました。

これにより、令和元年以降は契約満了による30代の転職者は減少すると考えられますが、「労働者の申し込みが必須」のため、今後の推移を見守る必要もあります。

まとめ

30代で転職を少しでも考えたのには何かしらのきっかけがあるはずです。転職することを決心して活動を始めると、中途採用面接ではほぼ確実に「転職理由(退職理由)」を質問されます。

その場では本音で全てを語る必要はありませんが、転職理由の中には、あなたが何を重視するかという価値観も含まれませすので、じっくりとその理由を考えるようにしましょう。