仕事が「面白くない」「つまらない」と感じる9つの理由

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日々の仕事は「面白くない!」ですか?

世の中には、仕事に面白さを覚えて精力的に働いている人もいるでしょう。その仕事が好きだったり、働くうちに楽しいポイントを見つけて「今」を楽しんでいる人たちです。

そんな人たちでさえ、もしかしたら1週間後には仕事が面白くなくなるかもしれません。

あなたは「仕事面白くない!つまらない!」といった感情が、毎日のように湧き出してきているかもしれません。ここでは「仕事を面白くない」と感じる原因と、その対処法について紹介します。




仕事が面白くないと感じる9つの原因

仕事を楽しめない原因はさまざまです。外的要因はもちろん、自分に原因があることも。

人間は環境を変化させるには非常に労力を使いますし変えられない場合も多々あります。しかし、自分の考えや振る舞いは見直すことができるので、自分の中の課題をみつけることも重要なのです。

ここからは「仕事が面白くない」と感じる9つのケースと、それぞれの対処法について説明していきます。

【1】職場の人間関係が悪い・合わない

仕事が面白くないと思いながらも、毎日仕方なく勤務している人はかなり多いでしょう。その理由の一つが「職場の人間関係上のトラブル」です。

上司はもちろん同僚とも気が合わないなど、毎日顔を合わせる職場の人との関係性は自分の居場所を快適にするために重要です。転職理由の中でも「人間関係がうまくいかない」という理由は常に上位にきます。

職場の雰囲気は実際にそこで働くまではわかりません。対人関係は多少の我慢も必要ですが、ストレスや精神的な負担になるほどの辛い悩みを抱えている場合は、違う仕事を探すことも改善方法の一つ。

人間関係がうまくいかなくなると、仕事自体にも影響が出てしまうため、誰かに相談するなど早めに対処を考える必要があります。

【2】頑張っても仕事を評価されない

「仕事を毎日頑張っても評価されない…」と思うと、仕事にやりがいを感じなくなります。

いつまでたっても他の人の手足として扱われていては、本来の才能を発揮するチャンスもありません。もっと自由に自分らしく働きたい、自分が満足できる仕事環境を作りたいと考えるのは自然なことです。

世の中には、自分の仕事に対する評価に不満を感じながら業務を頑張っている人はたくさんいます。仕事をある程度割り切って続けるか、新たなフィールドで頑張るかは本人しだいということを忘れずに。

自分の考えを変えるのも重要

長く勤務すればいつかは必ず評価されるだろうと思っても、期待を裏切られることは多々あります。まずは、自分の考え方を変えることが必要です。

  • その状況を受け入れるのか?
  • もっと評価されるような環境に身を置きたいのか?

そもそものキャリアアップが望めないような職場ならば、あなただけの力で変えることは難しいので、他の会社を探すのも一つの手です。まずは、自分の未来の姿である周囲の先輩たちの状況を確認し、どのような将来が待っているのか考えてみましょう。




【3】とにかく仕事が多すぎる

仕事が面白くなくなる理由として「仕事量が多い」ことがあげられます。

他の人と比較しても、明らかに自分だけが仕事が多いと感じることがあるでしょう。職場では、他の人と比較すると不公平な面が次々と見えてきます。仕事量に関しても、受け止め方を変えるだけでモチベーションを変えることができます。

  • 任せられているほど仕事が多いと思うのか?
  • 自分だけいいように利用されているとマイナス思考になるのか?

その考え方、受け止め方によっても周囲からの見る目が変わり、職場での将来の方向性は変わります。

職場の環境を客観的に確認する

仕事が多すぎると感じる場合は、まずその会社や所属部署の環境を確認してみましょう。

  • そもそも人数が足りていないのか?
  • その業界の特性上、もともと仕事の量が多いのか?

など、根本的な理由を考えてみましょう。改善できることは他の人に相談するなど、少しでも居心地がよくなる努力が必要となってきます。

【4】給料・ボーナスが安い

どんなに頑張っていても「給料が安い」と面白くありません。「給料」は成果をハッキリと形にされる指標なので、これが安いようでは仕事への楽しさも薄れていきます。また、仕事内容と給与のバランスが取れていないようでは、徐々にやる気もなくなります。

「同じ職種でも違う会社だともっと給料が高いんじゃなかろうか」と、転職が頭をよぎりませんか?

働くことは「スキルアップ」や「やりがいを求める」など様々な目的がありますが、一番の理由は生活をするためです。収入面は仕事をする上で最も大切です。

日々の業務の頑張りが給与として反映されれば、仕事へのモチベーションも上がります。しかし、いくら頑張っても「昇給しない」「賞与が増えない」という環境では、他の会社が魅力的に見えてしまうのも仕方がありません。

給料が高ければ、責任も増えて仕事量も多くなるのが普通。あなた自身が「どこまで妥協できるか」がポイントなのです。




【5】休日が少なく有給休暇も取りにくい

仕事が面白くない原因の一つが「休日が少ない」こと。残業が毎日あり、しかも土日は隔週休み。それどころか、場合によっては休日出勤もある。これでは体を休める時間も十分ではありません。

会社の福利厚生の中でも休日に関しては誰もが気になるところ。最近では「完全週休二日制」が増えていますが、休日に関しては不満を抱えている人も少なくありません。仕事を頑張るにはオンとオフのメリハリが必須です。

休日で十分プライベートを満喫できないと、仕事を始めるための気分転換にもなりません。「仕事が面白くない」と感じると、仕事に対しての熱意もなくなっていきます。こういった心理状態での仕事は、決して良い評価はされません。

働くときに何が自分にとって一番大切なのか? 給与、休日、仕事内容など、「目的意識」を明確にしてみましょう。

【6】毎日同じことの繰り返し

どんなに楽しいことでも、同じことが続くと”飽き”がきます。人は同じことを続けていると、どうしても”慣れ”によって喜びを得られなくなってしまうのです。

当然ながら、仕事に関しても同じことです。ただでさえ苦痛を感じることが多い業務が、毎日延々と繰り返していくのは面白くないでしょう。こういった場合は、

  • いつもと違う順番で仕事をしてみる
  • 他の人の仕事を積極的に手伝ってみる
  • ゲームのスコアのように点数付けをして仕事を評価する

など、「いつもとちょっと違う状況」を意識的に設定してみましょう。

【7】そもそもやりたい仕事・業種じゃない

就職活動では、どうしても望んでいた会社に就職できないことがあります。また、自分が望んで入社した企業でさえ、配属先が望まない部署になってしまうこともあるのです。

気持ちの切り替えができる人はいいのですが、たいていの人は「もう嫌だ」という気持ちが湧いてきます。気持ちが割り切れず、些細なことで「これじゃないんだよ感」が顔を出すのです。

思い入れが強いほどこういった感情が湧きやすいので、耐えられないならば「部署異動願い」や「次の会社を探す」こともありです。ただ、同じ轍を踏まないように、あらゆるネットワークを使って事前情報を集めるようにしましょう。




【8】仕事が少なくて暇

せっかく正社員といった待遇で企業に採用されたとしても、「仕事がほとんどない」といった状況下では仕事を楽しみようがありません。仕事が多すぎるのも良くはないですが、少なすぎるという状況はもっと耐えられない人が多いでしょう。

自分だけが暇ならまだしも、周りを見てみても明らかに仕事が少ない。そういった状況ならば、会社の将来性を一旦考えましょう。会社自体が経営的に危険な状態ならば、在職中に次の職のことを考えて、自分から積極的にスキルアップできる活動を行うことが重要です。

資格を取るもよし、外部のセミナーで別の業種の人と会ってみたりハローワークの職業訓練を受けるのもいいでしょう。「仕事がなくて暇」という状況は、やはり会社として危険信号です。もしも会社が無くなった時に、どこにも欲しがられないような状況にならないように自ら準備をしておきましょう。

【9】その会社の未来が見えない

人は未来のことをポジティブに考えることで楽しさを見出すことができます。ところが、自分が勤めている会社の未来が暗かったらどうでしょか?

  • 得意先との契約が取れていない
  • 業績が明らかに下がっている
  • その業界自体が下火になってきている
  • 経営方針がコロコロ変わってしまっている

など、不安を感じるポイントは数多くあるでしょう。そういった環境を自分から変えていくには、それなりのポジションに位置している必要があります。

ただ、どうしても将来が不透明で耐えられずに心配な時は、遠慮せずに上司や社長に話をしましょう。業績がいい企業には次のような特徴があるとされています。

  • 社長に対して親近感を抱いている
  • 社長の考えを社員がしっかりと理解・共感している

上司たちと話すことで方針をはっきりさせるもよし、自分から提案するのも良いでしょう。ちょっとした行動が、今の環境に小さな変化を与えるきっかけになります。

まとめ:仕事が面白くないと感じるとき

仕事を「面白くない」と思うことは、決して悪いことではありません。

同じことを淡々とこなしたり、安い給料に耐えながら毎日を過ごしたり、みんなが休日を満喫していたりするときに働いていたりと、そんな日々を過ごし続けることは面白いわけがありません。

ただ、「面白くない」と思いながら仕事を継続するのは損です。気づかぬうちにストレスが溜まっていたり、考え込むことで「うつ病」などの精神病を発症することもあります。

  • 仕事が面白くないことを受け入れて他の喜びに力を注ぐのか?
  • 少しでも仕事を面白くするために自分から変化を作るのか?

最終的には、この2つの対応のうちのどちらかを選択することになります。

「働く」ということは避けられることではないので、1日でもいいので「自分が今の状況をどうしていきたいのか?」といったことを、ゆっくり考える時間を持つようにしましょう。